セミコンポータル
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2008年1月

2007年秋から年末にかけてFPD(注1)を取り巻く状況が急速に動き始め、一つの大きな潮流が見え始めた。この機会に筆者なりの見方を二回に分けてまとめてみた。今回がその二回目である。 [→続きを読む]
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カーエレクトロニクスへの半導体メーカーやエレクトロニクスメーカー、ITメーカーの傾斜はすさまじい。自動車に使われてきたさまざまな機械的な機能をエレクトロニクスで実現しようとするものだ。カーエレの市場は今後5年間で平均年率成長率10%の伸びていくと言われている。自動車産業そのものは完全に成熟産業で、先進国での平均年間の伸び率は2~3%にも満たない。 [→続きを読む]
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最近、ジェットコースターやロープウエイの事故が目につく。自動車のタイヤのボルトネジが外れる事故、古くは日航機御巣鷹山墜落事故、エレベータが開いたまま上昇した事故、高速道路のコンクリートの橋が崩れ落ちた事故、さまざまな機械による事故が気になっている。この13日にはクレーンの土台が半分から折れて落下した事故があった。出光興産では配管の腐食が原因で石油の漏れがあったと14日に報道された。鉄や鋼鉄などこれまで硬さや丈夫さでは負けないと思われていた金属材料の摩耗や、金属疲労、さびによる腐食などが原因の事故が意外と増えているような気がする。金属は万能ではない。 [→続きを読む]
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先週は、グローバルなパートナーシップに基づく開発体制に関するニュースが目立っていた。1月7日に、台湾の不揮発性メモリーメーカーのマクロニクス社(旺宏電子)と、ドイツのDRAMメーカーのキマンダがNANDフラッシュメモリーを共同開発するというニュースから始まった。マクロニクスはマスクROMやNORフラッシュは手がけてきた。キマンダはDRAMだけを生産してきた。この両社が始めて挑戦するNANDフラッシュを共同で開発する。 [→続きを読む]
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JEITAと電子回路工業会、SEAJの賀詞交歓会に出席した。いずれの工業会も、また挨拶した経済産業省の方々も、口々に今年のテーマの一つとして、環境・地球温暖化を採り上げている。昨年、ノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア元米国副大統領が不都合な真実というタイトルのドキュメンタリ映画を製作、地球温暖化へ警告を発した。米国で太陽電池開発が活発になり、バイオ燃料がすでに実用化されている。世界規模で環境、地球温暖化への関心がいつになく高まっている。 [→続きを読む]
2007年の秋から年末にかけてFPD(注1)を取り巻く状況が急速に動き始め、大きな潮流が見え始めた。この機会に筆者なりの見方を2回に分けてまとめてみる。 [→続きを読む]
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2007年度〜2009年度にわたる半導体製造装置・FPD製造装置の需要予測がSEAJから発表された。日本製製造装置の販売高は、半導体とFPDを合わせて、2006年度が対前年比13.5%増の2兆3206億円であったのに対し、2007年度は5.2%減の2兆2001億円になる見込みである。2008年度以降は成長基調に入り、2008年度が2.5%増の2兆2544億円、2009年度は7.5%増の2兆4244億円になると予測されている。 [→続きを読む]
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カナダのGennum社が米国ラスベガスで開かれたInternational CESにおいて、100mの銅線を使い、HDMI(high definition multimedia interface)1.3規格に基づいたビデオのリアルタイム伝送をデモンストレーションしたと発表した。この技術はActiveConnectと同社は呼び、光ファイバよりも安価にビデオ伝送システムを設計できることが特長である。この技術は、HDMI 1.3規格で伝送レート10.2Gビット/秒、DisplayPort規格で10.8Gビット/秒をサポートする。 [→続きを読む]
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東芝が積極的な設備投資を継続していくことを、取締役 代表執行役社長の西田厚聰氏が1月8日に開かれた新年のJEITA(電子情報技術産業協会)賀詞交換会で改めて強調した。フラッシュメモリーの価格が毎年30%程度下がっていくことを前提に微細化によりNANDフラッシュメモリーのチップ面積を小さくし、低価格化に対応しようという姿勢を打ち出したものである。 [→続きを読む]
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デジタル、アナログ回路を組む上ではMOSやバイポーラの差はたいしたことがなく、トランジスタというデバイスの発明こそが重要だということを述べてきた。最後に、今ならラテラル(横型)バイポーラトランジスタというアイデアはどうかと、提案した。もちろん、今の低消費電力時代には、CMOSと同様にnpnとpnpの相補構成を基本とするラテラルバイポーラのことを指している。 [→続きを読む]

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