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2月に最もよく読まれた記事はファウンドリ企業のランキング

2月に最もよく読まれた記事は、マーケット「2009年のファウンドリ企業トップ17社ランキング、巨人TSMCは断トツ首位
であった。これは米国の市場調査会社IC Insightsが発表したファウンドリのランキングを報じたもの。今やファウンドリビジネスではTSMCが圧倒的に強く、第2位のUMCはその1/3の売り上げ規模しかない。さらに第3位のチャータード(現在グローバルファウンドリーズ)はさらにその1/2とTSMCの1/6にすぎない。

第2位は津田建二の眼「トヨタの「事件」は英国においても大問題、危機管理のまずさが浮き彫りに
である。これは2月7〜15日の間、英国に出張した際にThe Timesという新聞を読んだが、厳しいトーンでトヨタ問題を解説していることを伝えた。このブログ記事を書いた翌日、今度はFinancial Timesもトヨタの対応を問題にしていた。

第3位のニュース解説「トヨタ問題は他山の石、伝統的なモノづくりの基本から逸脱した経営にある
は第2位の記事の続きのようなもので、問題は電子制御のタイミング制御というソフトウエアの問題でありプログラムを修正すればすむという、トヨタの対応である。かつて自動車メーカーは、ドライバはどんなに乱暴な乗り方をするかわからない、だからどのような乗り方をしても絶対安全なクルマを作る、と自信を持っていた。モノづくりにソフトもハードもどちらも、しっかりしたものを作ることが製造業の基本スタンスだろう。

第4位のニュース解説「ソフトもハードもコンテンツもビジネスモデルも新しいiPadの衝撃
は、iPadという新しいデバイスをアップルが発表したニュースを採り上げた。アマゾンのキンドル対抗デバイスというよりもアップルのさまざまなソフトが使える新しいデバイス、という位置付けをアップルがしている。

第5位は長見晃の視点「立て続けのMicron攻勢/市場実態PickUp/グローバル雑学王−84
である。最近のマイクロンテクノロジー社は、企業買収を積極的に進めており、中でもSTマイクロエレクトロニクスとインテルの合弁会社であるニューモニクスを買収したニュースを中心に解説している。

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