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2021年12月

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日産、EVへの2兆円投資、EVスタートアップとの競争の時代に

日産、EVへの2兆円投資、EVスタートアップとの競争の時代に

日産自動車が2026年度までに電気自動車(EV)の新車開発に2兆円を投資すると発表した。このニュースは世界中を駆け巡り、EV開発への関心は高まっている。EV化は、これまでの欧州中心から米国でもスタートアップが続出しており、世界の自動車産業はEV化へまっしぐらに進んでいる。EVを前提とした自動運転車のスタートアップへの投資もうなぎ上りだ。 [→続きを読む]

年間販売高最高更新の見通し、一方、米国議会に法案通過迫る動き

年間販売高最高更新の見通し、一方、米国議会に法案通過迫る動き

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜4日午前時点、世界全体で2億6474万人に達し、8日前から約483万人増と、引き続く増勢である。南アフリカ発のオミクロン型の懸念指定から1週間、30カ国・地域に拡散して揺るがされている。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から10月の世界半導体販売高が発表され、前月比1.1%増、前年同月比24.0%増の$48.8 billionと高まって、1-10月累計が$440.3 billionとなり、2018年の史上年間最高、$468.9 billionに大きく迫って、更新は確実である。この勢いの一方、半導体の世界的不足に向けたsupply chainおよび製造強化を図る各国の動きが、米国議会に法案通過を迫るなど引き続く激しさである。 [→続きを読む]

半導体製造装置はピークに来たか?TSMCの売上から見える現状

半導体製造装置はピークに来たか?TSMCの売上から見える現状

2021年10月における北米製、日本製の半導体製造装置はいずれも前年同期比40%増を超える大きな成長率を示した。北米製の装置は同41.2%増の37億4,160万ドル、日本製は同49.1%増の2719億400万円と順調に成長した。直近で見ると前月比で北米製が同0.6%増、日本製は2.0%減とほぼ横ばいといえそうな状況になっている。 [→続きを読む]

「サプライチェーン分断で収益低下懸念 」「TSMCの寡占化が半導体不足の要因」

「サプライチェーン分断で収益低下懸念 」「TSMCの寡占化が半導体不足の要因」

半導体不足、解決の決め手は何か」をテーマとするSPIフォーラム(セミコンポータル主催)が去る11月26日にオンラインで開催された。参加されなかった方々のために、簡単に講演内容を紹介するとともに、参加者に対しておこなわれたアンケート結果も紹介する。 [→続きを読む]

ISSCC 2022のテーマは持続可能な社会に向けたインテリジェントな半導体

ISSCC 2022のテーマは持続可能な社会に向けたインテリジェントな半導体

ISSCC(International Solid-State Circuits Conference) 2022の概要が決まった。会議全体のテーマは「持続可能な社会に向けたインテリジェントな半導体」である。半導体業界では当たり前の低消費電力化は、サステイナブル社会実現のカギとなる。低消費電力化は、単なるモバイル応用からコンピューティング、AI、アナログ設計、通信、環境測定へと広がり、新技術は環境負荷を減らすために向けられる。 [→続きを読む]

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