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2018年2月

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「半導体市場レポート2018年1月版」を発行−半導体景気は今年も続くか

「半導体市場レポート2018年1月版」を発行−半導体景気は今年も続くか

半導体の好況が続いている。前回は、2007年をピークに2009年には深い谷底に落ちた。この時にエルピーダが銀行からの資金調達に失敗、Micronに買収された。2010年からは半導体市場は好調で、2014年にピーク、横バイが2年続き、2017年に22%程度の伸びを示し成長曲線に乗った。 [→続きを読む]

2017年販売高、初の$400 Billion越え、米SIA発、足元の株価乱高下

2017年販売高、初の$400 Billion越え、米SIA発、足元の株価乱高下

米国Semiconductor Industry Association(SIA)より昨年12月そして2017年年間の世界半導体販売高が発表され、12月であと$30 billion台前半以上として注目した販売高が$38.0 billionに達して、2017年販売高が21.6%増の$412.2 billionと、初の$400 billion台突破を達成している。$300 billion台越えでもたついたのと対照的であるが、メモリ半導体の価格上昇が大方を引っ張る内訳だけに、市況変化が非常に気になるところがある。先行きを暗示するかのように、米国発の株価乱高下の状況が見られている。 [→続きを読む]

Qualcomm、家庭内機器をセキュアなWi-Fi Meshで何台でもつなぐ戦略

Qualcomm、家庭内機器をセキュアなWi-Fi Meshで何台でもつなぐ戦略

家庭内のWi-Fi機器が数十台もつなげられるようになる。QualcommがWi-Fiメッシュネットワークに力を入れ始めた。このほど、スマートホームのWi-Fiルータを作れるメッシュネットワークを構成するリファレンスデザインを日本でも提供する。さらにメッシュネットワーク信頼性を確保するためWi-Fi- SON技術も開発した。 [→続きを読む]

より視覚的にテスト環境を作れるLabVIEW NXG2.0をNIがリリース

より視覚的にテスト環境を作れるLabVIEW NXG2.0をNIがリリース

日本ナショナルインスツルメンツ社は昨年5月に、自動計測テストシステム用のソフトウエアのGUIを刷新したLabVIEW NXG(Next Generation)を発表したが、このほどその最新版であるNXG 2.0をリリースした。これによって、テストシステムの設定時間を短縮し、テストソフトウエアの統合を強化できるという。 [→続きを読む]

平昌五輪に向け5G試験サービスが韓国で始まる

平昌五輪に向け5G試験サービスが韓国で始まる

今週、2月9日から韓国で平昌オリンピック/パラリンピックが開催されるが、新しいモバイル通信方式5Gの実験場となる。早速2月4日の日本経済新聞は、韓国の通信業者KT(Korea Telecom)がIntelやSamsungと組み5Gの試験サービスを始めると報じた。5Gはこれまでの3G、4Gのモバイル通信とは全く違う影響力を持つ。 [→続きを読む]

Samsungを巡る熱い動き:年間売上げ首位、Qualcommとの連携、新製品

Samsungを巡る熱い動き:年間売上げ首位、Qualcommとの連携、新製品

2017年のSamsungの半導体部門売上げが$69.1 billion、1990年代から首位の座を堅持してきたIntelの$62.8 billionを上回って、世界最大の半導体メーカーになったという見方が表わされている。ひとえにメモリ半導体の価格上昇のなせる業、Intelのシステム性能を牽引するプロセッサとは異なるが、あくまで売上げの結果ではある。この半導体市況がいつまで続くかという議論とともにSamsungを巡る熱い動きが交錯しており、Qualcommとの連携拡大、そして他社へのリードを広げる新製品の打ち上げが行われている。 [→続きを読む]

インテリジェントカーが事故を減らす−カーエレ展から(後編)

インテリジェントカーが事故を減らす−カーエレ展から(後編)

クルマをインテリジェントにする場合でも最終的には、アクチュエータを動かすモーターにつながる。そのためのパワートランジスタやICの市場としてもカーエレクトロニクス市場は大きい。ヘッドランプ/テールランプ用LEDドライバや電源IC、小型モータドライブIC、充電ICなどもパワーICも活躍する。パワー関係もいくつか拾ってみる。 [→続きを読む]

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