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2014年8月

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走行中も周囲の歩行者を映し出す、ルネサスのサラウンドビューLSI

走行中も周囲の歩行者を映し出す、ルネサスのサラウンドビューLSI

ルネサスエレクトロニクスは、車載に特化したビジネスを展開してきているが、このほどクルマのADAS(先進運転支援システム)システムに向け、これまでよりも処理能力の高いシステムLSI、R-Car V2Hを開発した。強いクルマ事業をますます強くするルネサスの意向を反映したチップとなっている。その理由をこれからじっくり解説する。 [→続きを読む]

National Instruments、ソフトウエアベースの測定器の先にくるものは何か

National Instruments、ソフトウエアベースの測定器の先にくるものは何か

Michael L. Santori氏、米National Instruments社フェロー兼製品マーケティング担当バイスプレジデント Software-Designed Instruments(ソフトウエアで設計する測定器)を全面的に打ち出しているNational Instruments社。同社の測定器は、コンピュータとソフトウエアを基本として計測部分のみモジュールで構成するというコンセプトだ。最近、よく聞く言葉として「Software-Defined xxxx」がある。時代がNI社に近づいてきたという感じさえある。同社製品開発を指導するフェローにこれからのNIのあり方を聞いた。 [→続きを読む]

小型・デジタル制御電源でネットワーク市場を攻めるCUI社

小型・デジタル制御電源でネットワーク市場を攻めるCUI社

たかが、電源というなかれ。電子回路を動かす電源では、微細化が進んだ高集積LSIであればあるほど、低電圧ながら動作電流は大きくなる。IntelのプロセッサやFPGAなどのLSIにはこういったハイパワーの電源が要求される。しかもデジタル制御だと、CPUから消費電力を下げることが可能だ。このニッチな市場を狙う電源モジュールメーカーがいる。 [→続きを読む]

業界地図の激変を促す、相次ぐグローバルな動き

業界地図の激変を促す、相次ぐグローバルな動き

モバイル機器で中国、インドの現地メーカーの伸びが目覚ましく、サムスン、アップルの市場シェアの低下が引き起こされているが、それに留まらず世界の国・地域間の半導体・エレクトロニクス業界の地図模様を大きく変える可能性を孕んだ動きが相次いでいる。高い市場価格水準で今のところ推移しているDRAM市場も、プレーヤー統合によるトップ3席巻の構図が定着してきているが、こんどは欧米間のパワー半導体を巡る大型買収の動き、中国が米国イメージセンサメーカーの買収に乗り出すなど、また新たな業界模様の出現を予感させている。 [→続きを読む]

半導体の企業買収相次ぐ

半導体の企業買収相次ぐ

8月20日、ドイツのInfineon Technologiesが米国のパワー半導体大手International Rectifierを買収すると発表、23日には村田製作所が、SOS/SOIを使ったRF半導体の米国Perigrine Semiconductorを買収すると発表した。半導体メーカーの2件の買収が相次いだ。Perigrineについて2010年にセミコンポータルで報道している(参考資料1)。 [→続きを読む]

Bluetooth規格はIoT時代に成長を加速しそう

Bluetooth規格はIoT時代に成長を加速しそう

IoT(Internet of Things)という今後の成長分野を得て、Bluetoothの浸透が進みそうだ。「2011年、AppleのiPhone 4SにBluetooth Low Energyが搭載されて以来、Bluetooth規格を搭載したデバイスが急増している。今後も成長はさらに続く(図1)」、とBluetoothのSIG(Special Interest Group)のGlobal Industry & Brand Marketing担当ディレクタであるErrett Kroeter氏(図2)は期待する。 [→続きを読む]

半導体製造装置のB/Bレシオ、受注額が前月比7.5%減の0.94

半導体製造装置のB/Bレシオ、受注額が前月比7.5%減の0.94

日本半導体製造装置協会(SEAJ)によると、2014年7月における日本製半導体製造装置のB/Bレシオは、0.94となった。6月のB/Bレシオは1.05と健全な数字であったが、7月は1.0を切ったためにやや不安要素がある。販売額は前月比3.4%増の1043億6100万円だが、受注額が前月比7.5%減の983億8400万円、と減っているからだ。 [→続きを読む]

今年度後半を占うエグゼクティブサマリーレポート発行

今年度後半を占うエグゼクティブサマリーレポート発行

セミコンポータル唯一の紙媒体である「エグゼクティブサマリーレポート」をこの8月に発行した。例年、夏(8月)と冬(2月)の2回発行している。今回の特集は「2014年後半の半導体市場展望」である。今年後半の半導体市場はどうなるか。さまざまな市場調査会社の資料、アナリストへの取材などを通して、市場動向をレポートする。 [→続きを読む]

小型・低価格の磁気センサ式モータ制御を狙うams

小型・低価格の磁気センサ式モータ制御を狙うams

オーストリアのIDM半導体メーカー、amsが光学式ロータリエンコーダ並みの精度を持つ磁気角度センサICを開発、サンプル出荷を始めた。1分間に7000回転での誤差は±0.08°、同14,500回転での誤差が±0.17°と小さく、製品AS5047DおよびAS5147が14ピンのTSSOPパッケージ、AS5247がMLF-40と7mm×7mmのパッケージに封止されている。 [→続きを読む]

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