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2017年5月

米国Semiconductor Industry Association(SIA)から月次の世界半導体販売高が発表され、この3月について$30.9 billionで、前月比1.6%増、前年同月比18.1%増と高水準が加勢されている。これで単月$30 billion超えが半年連続、前年同月比二桁%増が4ヶ月連続となり、各市場地域揃って前年比二桁増、特に中国は26.7%増と大きな伸びを示している。昨年後半からの大きく戻す基調がこのペースでいつまで続くか、スマートフォンの堅調な伸び、新分野の高まる活況に引き続き期待するところである。 [→続きを読む]
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AppleがグラフィックスIPをこれまでのImagination Technologiesからのライセンスではなく、独自に開発する。その直後、PM(パワーマネジメント)ICも独自開発することが伝えられた。ImaginationはAppleという大きな顧客を失うが、大丈夫か。同社のグラフィックIPコアPowerVRマルチメディアの製品および技術マーケティング担当シニアディレクタChris Longstaff氏(図1)に聞いてみた。 [→続きを読む]
日本IBMは、IBM Watson Summit 2017を都内で開催、AIとクラウドが今後ますます結びつきを強め、それらを利用することで業務改革をさらに進められることを示した。これまでIBMは人工知能(AI)とは言わずコグニティブコンピューティングと呼んでいたが、このSummitではAIやマシンラーニングとの違いを明確に示した。 [→続きを読む]
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半導体産業の好調が続いている。この1〜3月期および2016年度の決算発表が各社から発表され、メモリを中心とする半導体メーカー、半導体製造装置メーカー、シリコンメーカーなど軒並み好業績が発表された。今回の半導体の好調はDRAMとNANDフラッシュのメモリが半導体産業、さらには電子産業全体をけん引している。 [→続きを読む]
半導体メーカー各社の2017年1-3月四半期の業績発表に注目、現下のメモリが引っ張る市況を反映して、Samsung、SK Hynixの非常に好調な数値が見られるとともに、インテル、Texas Instruments(TI)もPC価格の上昇、車載および産業用市場の力強い需要で前年同期を大きく上回る内容となっている。 北米半導体装置メーカーの2017年3月世界billingsも、2001年3月以来の高水準を示しており、今なお記憶に残るあのITバブルを彷彿させるところがある。モバイル機器に加え、IoT、AI、AR/VR、自動運転など豊富なキーワードが躍動する新分野、新市場の地に着いた拡大に期待するものである。 [→続きを読む]

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