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2014年11月

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ITブロガー河田氏永眠、合掌

ITブロガー河田氏永眠、合掌

株式会社セミコンダクタポータルの前社長で、日本語ワードプロセッサの発明者でもある河田勉氏が永眠されました。Apple社のiPhoneの使い手でもあった同氏は、IT関係のブログをセミコンポータルに提供していただきました。なかでも「ひび割れた画面のスマホを使っている人たち」は、検索などを通じて、いまだに上位に入る人気記事です。 [→続きを読む]

Micronを巡る、DRAM投資からIoTまでのトピックス

Micronを巡る、DRAM投資からIoTまでのトピックス

先週、日本経済新聞社が「日経フォーラム世界経営者会議」を東京で開催し、その中から半導体メーカーとしてMicron Technologyの経営者インタビュー記事が多かった。旧エルピーダメモリの広島工場に約1000億円を投資し、DRAMの生産能力2割増産する、と11月11日に報じた。MicronはDRAMをIoT市場においても期待しているようだ。 [→続きを読む]

米国および中国、両国が引っ張る業界懸案、それぞれの動き

米国および中国、両国が引っ張る業界懸案、それぞれの動き

半導体・エレクトロニクス業界の現在の動きを大きく左右し、常に注目せざるを得ない米国および中国の両大国であるが、北京でのAsia-PacificEconomic Cooperation(APEC)首脳会合(2014年11月10-11日)を機に、通商関係、気候変動など半導体業界にもあてはまる長年の懸案が話し合われ、今後の方向性が打ち出されている。これから経ていくWTO、IPCCなど世界レベルでの議論、そして結論に注目していく一方、それぞれの思惑、駆け引きにも目配りが必要という国際問題ならではの受け止め方があるように思う。 [→続きを読む]

ルネサス、車載制御を1種類のマイコンで可能に

ルネサス、車載制御を1種類のマイコンで可能に

クルマの安全運転を支援する制御マイコンのプラットフォーム化をルネサスエレクトロニクスが進めている。RH850 P1x-Cシリーズは、制御用マイコン1種類でセンシングとセーフティ、セキュリティ、ネットワークという4つの技術をカバーできる。同社執行役員常務の大村隆司氏(図1)は、技術の四隅と呼ぶ。 [→続きを読む]

2014年7-9月、史上最高の四半期販売高を記録、1-9月累計9.8%増

2014年7-9月、史上最高の四半期販売高を記録、1-9月累計9.8%増

米Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高のデータが発表され、今回はこの9月、そして7-9月、第三四半期についてである。7ヶ月連続で前月比で伸びているとともに、この第三四半期は史上最高の四半期販売高を記録しているとのことである。9月の伸びの大きさ自体は少し鈍化しているが、1-9月累計では前年比9.8%増と、2013年の史上最高の年間販売高を大きく更新していく勢いを保っている。その年間データの予測も出始めており、トップ20のうち9社が二桁伸長の読みとなっている。 [→続きを読む]

サムスン、国家を背負う〜6割減益でも1兆6000億円の巨大新工場建設決定

サムスン、国家を背負う〜6割減益でも1兆6000億円の巨大新工場建設決定

「サムスン電子は現在の韓国にあって単なるITの一大企業ではない。GALAXYと液晶テレビで今や世界中がサムスンに注目している。そしてまた、韓国のGDPの20%はサムスングループが占有しており、何と納税額の30%がサムスングループの人たちが払っているのだ」。 [→続きを読む]

2014年の世界半導体ランキング見込みをIC Insightsが発表

2014年の世界半導体ランキング見込みをIC Insightsが発表

2014年の世界半導体ランキングの見通しをIC Insightsが発表した。1位Intel、2位Samsung、と順位の大きな変動はなく、TIと東芝が7位と8位を入れ替わっただけにとどまりそうだ。特筆すべきは、20%以上成長する見込みの企業が3社もあったこと。TSMCが26%増、MediaTek+MStarが25%増、SK Hynixが22%増になりそうだ。 [→続きを読む]

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