2011年3月
NANDフラッシュ市場で首位サムスンをじわじわ追い詰める東芝」であった。これは、NANDフラッシュ市場においてサムスンと東芝との差が2010年第2四半期(2Q)から第3、第4四半期と徐々に詰まってきている様子を報道した。
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2月に最もよく読まれた記事は、マーケット「
米中はじめ世界の主要、注目各国の体制が大きな節目を迎える2012年を控えて、早くもそれ以降を見据えた動きが一般の目にも見えるとともに、中東情勢の緊迫化、険悪化が次の時代に向けた時間軸を加速している現時点の様相がある。半導体・エレクトロニクスの世界も、アップルから新しいタブレットの発表があるなど、大きな飛躍による変化、変貌の到来を市場面、そしてのみならず技術面に感じるところがある。
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米フリースケール・セミコンダクタはARMのプロセッサコアの一つ、Cortex-M4をコアとするマイクロコントローラ(マイコン)を製品シリーズに加えると発表した。これまで同社独自のColdFireコアとPowerコアに加え、業界標準のコアを追加することでマイコンの製品ポートフォリオを広げ、巻き返しを狙っている。
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「IBMがかつて世界NO.1の半導体メーカーであったことを知る人は、いまやさすがに少なくなった。そしてまた、PCはIBMが生み出したものだということを覚えている人もほとんどいないだろう。」深いため息をついてこう語るのは、いまや半導体アナリストとして国内最古参のキャリアを持つ南川明氏(アイサプライ・ジャパン副社長)である。
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Global Semiconductor Alliance (GSA)が日本メンバーの参加を促すため初めての経営層を集めた会議を開催した。第1回の会議にメディアはオフリミットだが、会議開催の前に記者会見を開き、その狙いを語った。
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技術コンサルタントの仕事の一環として、共同研究のマッチングを目的に大手企業の研究部門幹部を伴って産業技術総合研究所を訪問したとき、数々の優れた研究成果をあげているグループリーダーから聞いた話である。彼が研究成果をウェブ上で発表すると一番先に飛んでくるのが韓国の企業だという。一方、日本企業からの打診はほとんどなく、過去に付き合いのあった企業を回って丁寧に技術紹介を行っても、ほとんど反応がないという。この話を聞いて昨今の日本企業の元気のなさに改めて危機感を持った。
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