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2月に最もよく読まれた記事はGartnerの2024年世界半導体企業ランキング

2025年2月に最もよく読まれた記事は「Gartnerが2024年世界半導体トップテンランキングを発表、Nvidiaは3位」であった。これは米市場調査会社のGartnerが世界の半導体企業の上位ランキングを発表したもので、ここにはTSMCなどのファウンドリを含んでいない。その目的が半導体産業の市場規模を求めることであるため、ファウンドリの売上額はファブレスなど顧客のコストになる。ファウンドリの売上額を含めると市場規模はダブルカウントしてしまうため削除している。1位はSamsung、2位Intelとなっている。

2番目によく読まれた記事は、「DeepSeekの正確な姿は見えないが新技術の可能性、チャットGPTに聞いた」である。これは、1月20日に中国のDeepSeek社が発表した生成AIはこれまでのGPT-3よりも少ないGPUと学習期間でほぼ同等の性能を達成したという発表を行い、米国をはじめ世界中が蜂の巣をつついたような騒ぎになり、こちらでもその情報を調べたもの。

第3位はブロガーの服部毅氏が書いた「AIを活用して半導体製造革新を目指すキオクシア/東芝/ローム/ソニー」である。これは半導体プロセス内にAIを用いて装置の製造条件を最適化し歩留まりを向上させた例などを紹介した。製造技術の最適条件をAIで求めることが大きな動きである。

第4位「 2025年に新設される世界の半導体工場は18棟になりそう〜SEMI予測」は、SEMIが予測した2025年の半導体工場の数の予測である。

第5位の「キオクシア、ソニー共好調な数字を発表した24年10〜12月期」は、2024年10〜12月期の決算がキオクシア、ソニー、中国SMICから発表され報じたもの。

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