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ウェアラブルヘルスケア機器を作るための開発ツールをMaximが提供

人体の心拍数や心電図、体温を測定するウェアラブルのヘルスケア機器を開発するための腕時計型ハードウエアツール(図1)を米Maxim Integratedが開発した。Publitek主催のPre-electronica Media Conferenceで発表したもの。国内でも記者会見を開いた。

Health Sensor Platform 2.0 (MAXREFDES101#)

図1 心電図と心拍数、体温を測定するヘルスケア機器開発ツール


開発したMaximのインダストリアル&ヘルスケア製品事業部マネージング・ディレクタのAndrew Baker氏(図2)は、開発ツール「Health Sensor Platform 2.0(MAXREFDES101#)」は、学生レベルからエンジニアレベルまで使えるツールだと述べている。ヘルスケア機器のサンプルとして、時計型のデバイスを示し、始めから小型のデバイスを作れることを訴求した。もちろん、時計型のサンプルとはいえ、Maximがデバイスを作るわけではなく、あくまでも半導体チップを提供する。


図2 Maxim Industrial & Healthcare Product Division, Managing Director, Andrew Baker氏

図2 Maxim Industrial & Healthcare Product Division, Managing Director, Andrew Baker氏


この腕時計型開発ボードに搭載されているMaximの製品には次のようなものがある;PPG(光電脈)アナログフロントエンドセンサ(MAX86141)、バイオポテンシャルAFE(MAX30001)、体温センサ(MAX30205)、マイクロコントローラ (MAX32630)、電源用PMIC(MAX20303)、そして6軸加速度計・ジャイロセンサ、さらに組み込み心拍アルゴリズムを備えたバイオ計測センサハブ(MAX32664)。6軸センサは市販の部品である。


図3 ヘルスケアセンサプラットフォームに使われているIC Maximの製品は薄緑で表している 出典:Maxim Integrated


プラットフォーム化することで、ウェアラブル型ヘルスケア機器の開発が容易になり、最大6カ月縮まるとしている。

フィットビットやApple Watchで代表されるようなヘルスケア機器は、これまで医療用には使われることはなかった。個人的な単なる目安に過ぎない。このプラットフォームでは、
それでも例えば温度センサは医療用グレードの精度を持つとしている。

現実にはMaximのICは、FDA(米国食品医薬品局)の認可を取得せず、これらを使う顧客が医療機器としての認定を申請することになる。日本では厚生労働省の認可を顧客が申請することになる。こういった認可がなければ医療機器としては認められないため、病院や診療所に納入できない。ただし、民生用として使う場合はその必要はない。

(2018/09/26)

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