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製造装置市場は下落が止まらない

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2019年2月における北米製半導体製造装置は前月比1.7%減の18億6450万ドル、日本製半導体製造装置は同8.7%減の1506億5100万円となった。これは前年同月比でみるとそれぞれ22.9%減、11.6%減となっており、販売額の低下は止まらない。

図1 日米半導体製造装置販売額 出典:SEAJ/SEMI

図1 日米半導体製造装置販売額 出典:SEAJ/SEMI


日米とも半導体製造装置の販売額は、いずれも3カ月の移動平均値を表している。このため、前月比でみてもマイナスのままであることは、2月は単月でもマイナス成長であったことを示している。

どこまで下がるか。2016年後半から2018年の秋までのメモリバブルは、メモリ生産量をさほど増やさずに単価の値上がりだけで成長したため、メモリユーザーからのしっぺ返しはこれから強まる。一部のアナリストや市場調査会社は1~2月ごろは今年の後半から良くなると期待していたが、残念ながらそうはいかないようだ。TrendForceによると(参考資料1)、DRAM価格は第2四半期も20%程度値下がりし、第3四半期もさらに10%台の値下がりが続く。

この2年間メモリがけん引してきた半導体市場および製造装置市場は、今年はやはりマイナス成長だと見る市場調査会社は多く、回復のサインは未だに見当たらない。ただし、NANDフラッシュメモリはパブリッククラウドへの需要増でデータセンターでの需要が強いため、データセンターに納めているメモリメーカーは大きく落ち込むことはない。しかし、スマートフォンやパソコンに強く依存してきたNANDフラッシュメーカーはマイナスが続くだろう。

参考資料
1. With Inventories Yet to Fully Clear, DRAM ASP Poised to Continue Descent into the Second Half-Year, Says TrendForce (2019/03/25)
2. 日米とも半導体製造装置市場はどこまで下がるかが焦点に (2019/02/26)

(2019/03/28)

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