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半導体製造装置の受注額、高値安定を維持

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SEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した日本製半導体製造装置ビジネスの好調が続いている。2017年3月の受注額、販売額はそれぞれ1813億7000万円、1623億3100万円と堅調さを維持しており、B/Bレシオも1.12と健全の域に入っている。ここ4カ月間は受注額が販売額よりも大きくかい離していたが、ようやく販売額が追い付いた格好になった。

図1 日本製半導体製造装置の受注額・販売額・B/Bレシオ 出典:SEAJ

図1 日本製半導体製造装置の受注額・販売額・B/Bレシオ 出典:SEAJ


日本製半導体製造装置の受注額は対前月比2.5%減と若干下がったものの(図1)、高い水準を維持している。その販売額は、3月に前月比18.3%増の伸びを示した。この推移をみると、販売額がようやく受注額に近づき追いついてきたといえる状況だ。結果的にB/Bレシオは前月の1.36から1.12へと低下したが、不況が来るとか、景気後退などの状況ではない。同じ程度のB/Bレシオで、しかも好調に推移してきた2016年11月の1.15と比べると、受注額も販売額もそれぞれ24%、28%と大きく伸びており好調さを維持している。

ただし、3月は日本の多くの半導体メーカーにとっては、年度末、海外のメーカーにとっても四半期末であり、販売額が多少膨らんでいるとみるべきであろう。


図2 日本製FPD製造装置の受注額・販売額・B/Bレシオ 出典:SEAJ


日本製FPD製造装置は、1月、2月と受注額が低下してきており(図2)、危ないと前月、警告を発したが、3月には戻ってきた。受注額がこれだけバラつくということは、中国の液晶パネルメーカーに左右されているのかもしれない。受注額に対して販売額は安定して400億円前後を推移しており、FPDは着実に推移しているといえそうだ。

参考資料
1. 半導体製造装置は依然好調、FPD装置は危険な状況に (2017/03/22)

(2017/04/20)

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