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Mobile World Congress(MWC)でも注目、AIおよび5G、そしてS9

Mobile World Congress(MWC)でも注目、AIおよび5G、そしてS9

世界最大のモバイル機器イベント、Mobile World Congress(MWC)(2018年2月26日〜3月1日:Barcelona)に半導体関連で注目、ここでも2022年までにすべてのスマートフォンの80%にon-device AI capabilitiesが搭載されるとGartnerが見ている「人工知能(AI)」、および平昌五輪でも話題になり5G-capableスマートフォンの登場が間近となっている次世代の高速携帯通信規格「5G」がキーワードという受け止めである。さらに、サムスン電子が最新のスマートフォン「S9」をMWCに合わせて発表、今後の市場焚き付け如何に注目するところである。 [→続きを読む]

敏感に受け止める日々の動き:市場の変わり目、5GおよびAI関連

敏感に受け止める日々の動き:市場の変わり目、5GおよびAI関連

春節、旧正月のお休みも終わり、半導体・エレクトロニクス市場での売れ行きそして今後に向けた本格的な始動、立ち上がりに目が行くタイミングである。メモリ半導体が引っ張る熱い活況がいつまで続くか、この年始めの市場のデータがあらわれ始めて、一層敏感に受け止める日々の動きとなっている。メモリ半導体の値動き、インパクト大のiPhoneはじめスマホの売れ行きとともに、新市場、新分野の動きが活発で規模的にも支えになってきているだけに特に第5世代モバイル技術(5G)および人工知能(AI)の展開に注目する現時点である。 [→続きを読む]

ソニーAIBO開発秘話:aibo復活はソニー復活の象徴になりえるか?

ソニーAIBO開発秘話:aibo復活はソニー復活の象徴になりえるか?

ソニーは、昨年11月1日に、犬型ロボットaiboを戌年にちなんで今年1月11日発売すると発表した。平井社長は発売に先立ち「自分の夢であり、ソニーの象徴だ」として、今年年初にラスベガスで開催された「CES」で新しいaiboを紹介した。2009年に発売開始した初代AIBO(名前の由来は、飼い主に寄り添う「相棒」)は、2006年に製造・販売中止されて以来、12年ぶりの復活になった。今回のaibo復活は、画期的な商品で人々に感動を与えてくれるソニーの復活の象徴としてマスコミにも好意的に受け止められており、平井社長もそれを狙ってわざわざAIBOの復活を決めたのであろう。 [→続きを読む]

ISSCCにて改めての注目:アーキテクチャー革新、人工知能、女性進出

ISSCCにて改めての注目:アーキテクチャー革新、人工知能、女性進出

メモリ半導体関連の内容を前線時代に活動を共にした方から、いつものようにメール送付いただいたばかりのInternational Solid State Circuits Conference(ISSCC) 2018(2018年2月11日〜15日:San Francisco)であるが、Moore's law、半導体ロードマップはじめいままた時代の大きな変わり目にある今、いろいろな角度、切り口で今後に向けた注目テーマについて考えさせられている。求められるアーキテクチャー革新、急速に普及、進化する人工知能、そして女性進出の流れである。 [→続きを読む]

「半導体市場レポート2018年1月版」を発行−半導体景気は今年も続くか

「半導体市場レポート2018年1月版」を発行−半導体景気は今年も続くか

半導体の好況が続いている。前回は、2007年をピークに2009年には深い谷底に落ちた。この時にエルピーダが銀行からの資金調達に失敗、Micronに買収された。2010年からは半導体市場は好調で、2014年にピーク、横バイが2年続き、2017年に22%程度の伸びを示し成長曲線に乗った。 [→続きを読む]

2017年販売高、初の$400 Billion越え、米SIA発、足元の株価乱高下

2017年販売高、初の$400 Billion越え、米SIA発、足元の株価乱高下

米国Semiconductor Industry Association(SIA)より昨年12月そして2017年年間の世界半導体販売高が発表され、12月であと$30 billion台前半以上として注目した販売高が$38.0 billionに達して、2017年販売高が21.6%増の$412.2 billionと、初の$400 billion台突破を達成している。$300 billion台越えでもたついたのと対照的であるが、メモリ半導体の価格上昇が大方を引っ張る内訳だけに、市況変化が非常に気になるところがある。先行きを暗示するかのように、米国発の株価乱高下の状況が見られている。 [→続きを読む]

Samsungを巡る熱い動き:年間売上げ首位、Qualcommとの連携、新製品

Samsungを巡る熱い動き:年間売上げ首位、Qualcommとの連携、新製品

2017年のSamsungの半導体部門売上げが$69.1 billion、1990年代から首位の座を堅持してきたIntelの$62.8 billionを上回って、世界最大の半導体メーカーになったという見方が表わされている。ひとえにメモリ半導体の価格上昇のなせる業、Intelのシステム性能を牽引するプロセッサとは異なるが、あくまで売上げの結果ではある。この半導体市況がいつまで続くかという議論とともにSamsungを巡る熱い動きが交錯しており、Qualcommとの連携拡大、そして他社へのリードを広げる新製品の打ち上げが行われている。 [→続きを読む]

「2018年後半から半導体後退」という流説に惑わされるな!!〜何の根拠もない

「2018年後半から半導体後退」という流説に惑わされるな!!〜何の根拠もない

年が明けて、まことしやかに「絶好調の半導体市場は、2018年後半から衰退に入っていく」というような話がチラホラと筆者の耳にも入ってくる。思わず「それなら根拠を示せ、数字を出してみろ」と声を張り上げたくなるのであるが、さすがに年をとったことだから一応は静かにしている。 [→続きを読む]

年末年始の敏感になる動き:半導体の押し上げ、脆弱性&安全性

年末年始の敏感になる動き:半導体の押し上げ、脆弱性&安全性

2017年を締めるに当たっていまだ止まらない半導体の押し上げが、世界経済そして業界データに見られており、いつまでもと願う一方でいつまで続くのか、気を持たせるところとなっている。年初早々明らかになったCPUのデータ流出につながる脆弱性の問題であるが、米インテルが対応した修正ソフトに不具合が生じるなど尾を引く状況が続いている。新分野、新市場の台頭で半導体需要が高まる一方、安全、セキュリティはじめ完全な保護に向けた奮闘、戦いが求められる、変わり目含みの現時点を受け止めている。 [→続きを読む]

メモリsuperサイクル、市場の構造変化、困難を極める今年の読み

メモリsuperサイクル、市場の構造変化、困難を極める今年の読み

度々の上方修正が行われて、最終的には約20%増、$400 billionの大台突破が見込まれている昨年、2017年の世界半導体販売高となっているが、本年、2018年をどう見るか、いまだ続く急激な増勢基調の中だけにその読みが困難を極める様相である。メモリ半導体が大きく引っ張っているだけに、いつまで続くのか変わり目に非常に敏感にならざるを得ない一方、データセンター、AI、自動運転など新分野が台頭してきて市場の性質、性格が変わってきている側面がある。しばらくは続きそうな本年の世界半導体市場の展開の読みの議論の現時点に注目している。 [→続きを読む]

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