2017年8月 7日
|長見晃の海外トピックス
米国Semiconductor Industry Association(SIA)から恒例の月次世界半導体販売高が発表され、この6月について$32.6 billionで前月比2.0%増、前年同月比23.7%増、そして4-6月第二四半期について$97.9 billionで前四半期比5.8%増、前年同期比23.7%増という内容である。6月および4-6月ともに最高の月次販売高および四半期販売高を記録しているとのこと、通例後半の新製品打ち上げが引っ張る販売高の増加傾向を入れると、年間$400 billion超えが真に迫ってくるし、これで$30 billion超えも9ヶ月連続となって、引き続く熱い活況および関連する動き、展開ぶりに目が離せないところである。
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2017年8月 4日
|産業分析
2017年8月3日に東芝はプレスリリースを出したが、東芝メモリ四日市工場で建設中の第6製造棟に導入する生産設備に関して、翌日のWestern Digitalのプレスリリースとは見解が違っている。東芝が共同ラインの生産設備を単独で投資すると発表したのに対して、WD側はこの合弁事業は共同で投資するというこれまでの約束を守る、と発表した。
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2017年8月 3日
|津田建二の取材手帳
半導体市場は好調だ。メモリの供給不足が単価を上げ、メモリメーカーは潤っているが、システムにはメモリだけを使う訳ではもちろんないため、ほかの半導体チップも好調に推移している。好況はいつまで続くか。セミコンポータルは、世界半導体市場の動向、経済状況、エレクトロニクス市場などから見て、どこに向かっているかを浮き彫りにするため、pdf版「半導体市場レポート2017年7月版」を発行した。
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2017年8月 2日
|各月のトップ5
2017年7月に最もよく読まれた記事は「Western Digital、4ビット/セルの768Gビット3D-NANDフラッシュを開発」であった。これは難易度の高い4ビット/セル技術を3D-NANDフラッシュメモリに適用して96GBのメモリ容量を実現した、という記事である。
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2017年8月 1日
|泉谷渉の視点
「景気の浮き沈みなどは関係がない。銀行のATMの切り替えだけを取材して来い。また、ビデオ(VTR)の設備投資動向についても詳細に調べよ」。
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