2025年1月に最もよく読まれた記事は、SEMI予測:25年の半導体工場18棟に
2025年1月に最もよく読まれた記事は、「2025年に新設される世界の半導体工場は18棟になりそう〜SEMI予測」であった。これはSEMIが発行するWorld Fab Forecastレポートに基づきSEMIが発表したもの。特に米国と日本がそれぞれ4棟の新工場を建設するとして注目された。
2番目によく読まれた記事は、週間ニュース分析「ラピダス支援は補助金から融資や民間出資へ、SK Hynixの4Q24売上額が75%増」であった。これは、ラピダスへの資金は国からの補助金ではなく、出資したり融資したりして一般企業並みに自分で資金を調達しやすくする仕組みを国が作ることになった。また、同時期に発表されたSK Hynixの決算によると、増収増益だけではなく過去最高の売上額になった。
第3位は「2024年TSMCの売上額は半導体企業史上最高の900億ドル、Nvidiaはさらに上」で、TSMCの2024年第4四半期と2024年度の決算が発表となり、売上額が史上最高の900億ドルを超えた。
第4位の「2025年の成長源泉はやはりAI、エッジAIoT、AI PC、生成AI、エージェント」は、2025年が明けて最初の記事であり、気になっていたNvidiaの時価総額を見ていると、Appleの次の2位だった。成長のエンジンが今やAI一色になっていることがわかった。米国のアナリストもAI、データセンターの伸びを今年も期待している。
第5位:「NvidiaのフィジカルAIを利用する日本のトヨタや日立」では、Nvidiaと提携したトヨタについてNvidiaCEOのJensun Huang氏が基調講演の中では明らかにした。日立製作所の米国法人もNvidiaのデジタルツインのシミュレータ技術Cosmosを導入すると日刊工業新聞で語っている。