7月に最もよく読まれた記事は「半導体装置産業のシェア落ち込み」
2023年7月に最もよく読まれた記事は、「日本の半導体製造装置産業は本当に強いのか?不都合な真実!」であった。これはブロガーの服部毅氏によるもので、半導体製造装置市場における日本メーカーのシェアが低下してきたことを議論した記事だ。

第3位の「TSMCの23年2Q決算から見える半導体不況の現状と今後」は、2023年第2四半期の業績を発表したTSMCの財務内容を分析した記事。メモリはSamsung、SK hynix、Micronの動向からうかがい知ることができるが、ファブレス企業が多いロジックはファウンドリトップのTSMCの業績から推察できる。
第4位の「検証が必要な国策2nmファウンドリRapidus社の技術戦略」も服部毅氏のブログ。ベルギーでプレゼンを行ったRapidus社の小池淳義社長の講演を追いながら報じた記事である。
第5位「2023年第1四半期の世界半導体ランキング、1位はIntel」は、半導体各社が発表した2023年第1四半期の決算報告から、Semiconductor Intelligenceが半導体ランキングを求めたもの。昨今のメモリ不況からSamsungは大きく業績を落とし、代わってIntelが前年同期比17%減ながら、メモリメーカーほど業績は悪くなかったため返り咲いた。