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2025年の世界半導体市場は11月の予測をさらに上方修正、年成長率25.6%に

結局、2025年の世界半導体販売額は、11月にWSTS(世界半導体市場統計)が予想した前年比22.5%成長の7722億ドルから7917億ドルへと25.6%成長に増加していた。これは、WSTSの数字を元に米SIA(半導体工業会)が発表したもの。2024年のそれは6305億ドルだったが、25年は特に第4四半期の半導体販売額が急激に伸びた。

Worldwide Semiconductor Revenues / WSTS

図1 2025年世界半導体市場は12月に高騰、11月の予想を塗り替える 出典:WSTS・SIA


12月の移動平均は史上最高の前年同期比37.1%増の788.8億ドルとなった。第4四半期はこの3倍の2366億ドルになる。移動平均とは、12月から過去2カ月分を足した3カ月の平均値を著わしている。12月の生の数字はもっと多く、異常値とも言えるほどの値になっていることは想像に難くない。12月の移動平均値は11月より2.7%も増加しているからだ。

SIAのCEOであるJohn Neuffer氏は、「2025年の世界半導体販売額は8000億ドルに近い史上最高値であり、2026年は1兆ドルに達すると思われる」と述べている。半導体は、AI、IoT、6G、自動運転など半導体チップを必要とするIT産業がけん引するからだとも語っている。地域別では、アジア太平洋地域が前年同月比45%成長、米国30.5%、中国17.3%、欧州6.3%成長と伸びているのに対して、日本だけが唯一4.7%減のマイナス成長なのである。半導体市場をドライブするITが日本は特別弱いからだ。 

第4四半期になって急激の販売額が伸びたのは、メモリとAIチップのロジックである。なかでもメモリの高騰ぶりは半導体の売上に貢献しているものの、余りに高騰しすぎるとパソコンやスマホの買え控えにつながり、市場的には好ましいことではなくなる。

参考資料
1. 「WSTS、25年の半導体市場を半年前の11%成長から22%成長へと大きく上方修正」、セミコンポータル、(2025/12/03)

(2026/02/10)
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