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半導体製造装置市場、今年はダメでも20年は2桁回復へ

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2019年は半導体市場も半導体製造装置市場もマイナス成長という予想がほとんどだが、SEMIは米国サンフランシスコで開催されているSEMICON Westにおいて、2019年の製造装置市場は前年比18.4%減の527億ドルになりそうだという予測を発表した。

SEMI 2019 Mid-Year Total Equipment Forecast – 2019 Market Reset With 2020 Recovery

図1 2019-20年の半導体製造装置市場の予測 出典:SEMI


半導体製造装置市場の中で最も大きいウェーハプロセス装置は19.1%減の422億ドル、それ以外のウェーハプロセス工程の装置(工場のファシリティ設備や結晶ウェーハ製造装置、マスク・レチクル装置)は4.2%減の26億ドルになる見込み。アセンブリとパッケージング装置は22.6%減の31億ドル、半導体テスターが16.4%減の47億ドルになるとSEMIは予想している。

地域別では、台湾がこれまでの韓国に代わって最大になりそうだ。2019年の台湾市場は21.1%増の123億1000万ドルになるとする。台湾は微細化をリードするロジックファウンドリが大きな市場となっており、メモリ主体の韓国とは全く逆の動きをしている。米国もプラス成長になり、8.4%増の63億2000万ドルになるとみている。装置販売額の第2位は昨年と同じ中国だが、10.8%減の116億9000万ドルになる。最も大きく落ちるのは韓国で、半減に近い92億2000万ドルになる見込みだ。日本市場は34.5%減の61億4000万ドルを見込んでいる。

2020年には半導体製造装置市場は回復し、前年比11.6%増の588億ドルになるとSEMIは予測している。特に中国が伸びると見ており、前年比24%増の145億ドルになり地域別ではトップになるとSEMIは見ている。中国ではDRAM工場のJHICC(福建省普華集成電路)が米トランプ政権による輸出禁止措置により、宙に浮いた状態になっていた。しかし、中国のファンド、紫光集団がDRAM企業を設立したと発表したことで、再び製造装置への期待が高まっている。

2020年の製造装置市場の中で、中国の次が韓国で、27.4%増の117億5000万ドル、3位が台湾で6.2%減の115億5000万ドルとしている。日本市場も回復し、46.4%増の90億ドルになるとみている

(2019/07/11)

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