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直近の世界半導体ランキング、メモリメーカーが躍進

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最新(2017年第4四半期)の半導体メーカートップ25社をGSA(Global Semiconductor Alliance)が発表した(表1)。半導体デバイスの売り上げは前四半期比で7.9%成長という勢いはいまだに衰えず、前年同期比では28.6%成長という結果になった。第4四半期だけで、売上は926億ドル(約10兆円)となる。

表1 2017年第4四半期における世界の半導体メーカーの上位25社売り上げ 出典:Global Semiconductor Alliance

表 Top 25 Semiconductor Companies By Revenue

2017年はメモリバブルだけにメモリメーカーが大きく躍進した。トップはIntelに代わりSamsungが立った。2位はIntel、3位SK Hynix、4位Micron、5位Qualcomm、6位TI、7位Nvidia、8位東芝メモリ、9位STMicroelectronics、10位NXP Semiconductorsとなった。

日本勢は、東芝以外では、ソニーが11位、ルネサス14位、シャープのIoT部門が15位、ロームが21位に入った。中でもシャープのIoTデバイス部門は前年同期比73.5%の18億8000万ドルで24位から飛躍した。

成長率が大きな企業はメモリメーカーであり、SK Hynixは1年前より90.2%増と2倍近く稼いだ。その次もメモリのMicronで71.4%増、そしてSamsungは60.3%増でトップになった。東芝はNANDフラッシュのメモリ部門だけを独立して計上しており、41%増と1年前の12位から8位へと躍進した。メモリ以外では、Analog Devicesが54.3%と伸ばしたが、これはLinear Technologiesを買収した効果が大きい。

GSAは、製造プロセスを請け負うファウンドリや、組み立て工程を請け負うOSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)、設計ツールを提供するベンダーなどの半導体メーカーへ製品やサービスを納入するサプライヤの上位9社も明らかにした(表2)。


表2 サプライヤトップ9社 出典:Global Semiconductor Alliance

表  Top 9 Suppliers By Revenue


サプライヤの市場は前四半期比8.6%増、前年同期比11.7%増の178億ドルとなった。順位は1年前とさほど変わらないが、大きく伸ばしたのはASEの前年同期比18.6%増の28億3100万ドルだが、伸び率だけでみると33.4%増の5億6400万ドルを達成したPTI(Powertech Technology Inc.)。PTIの前身は、旧エルピーダがテスト業務のために設立したテラプローブ社である。今ではNANDフラッシュのテストを含むOSAT作業を行っており、メモリバブルの恩恵を受けたために大きく成長した。

(2018/03/16)

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