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2017年のウェーハ出荷面積は前年比10%増で過去最高だが。。。

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SEMIは、2017年のSiウェーハ出荷面積が前年比10%増の118億1000万平方インチに達したと発表した。このところ4年連続過去最高を示してきた。Siウェーハの販売額はようやく少し上がり始め、2017年は21%増の87.1億ドル、と上昇傾向を見せ始めた。

図1 ウェーハ出荷面積は過去最高だが販売額は低いまま 出典:IC Insights

図1 ウェーハ出荷面積は過去最高だが販売額は低いまま 出典:SEMI


Siウェーハ業界では、ウェーハ面積が増え、半導体ICの販売個数も増えているのにもかかわらず、ウェーハ販売額が下がるという奇妙な現象が2016年まで起きていた。今よりも30億平方インチも少なかった2007年は、86億6100万平方インチのウェーハしかなかったが、販売額は今よりも44億ドルも多い121億ドルもあった。

2009年にリーマンショックによる落ち込みがあり、ウェーハ面積も販売額も共に落ち込んだ。しかし翌2010年には93億7000万平方インチと回復させ、その後は横バイ状態が続いた。ところが販売額は2011年の99億ドルをピークに2016年までずっと下がり続けた。特に13年から14年にウェーハ面積が11%も増加したのにもかかわらず、販売額が13年の75億ドルから14年でも76億ドルとほぼ横バイで推移した。2015年が最も矛盾に満ちていた。ウェーハ面積が3.3%増えたが、販売額は5.3%減ったのである。

2016年もウェーハ面積が2.9%増えたが、販売額は上がらなかった。2017年になってようやくウェーハ面積が10%増え、販売額は21%増の87億ドルになった。しかし、これでも2012年の販売額と同じである。この時のウェーハ面積は90億3100万平方インチしかなく、2017年の出荷面積は12年の時よりも30.8%も多い。つまり、ウェーハはまだまだ安すぎるということになる。

参考資料
1. ウェーハ面積、史上最大だが、販売額は上がらず (2017/02/08)

(2018/02/08)

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