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2月に最もよく読まれた記事のトップファイブ――2009年2月

セミコンポータルの会員読者に2月中最も多く読まれた記事は、2月2日のニュース解説「東芝・NECとの統合交渉は真実か?そのメリットはなにか?強くなれるシナリオは?」であった。これは1月30日の日本経済新聞に出た記事を解説したもので、その前日に行われた決算発表に出席し現場で見たジャーナリストとしての声を伝えた記事である。最近、業界再編という視点の新聞報道が多く、このニュースは勇み足だったといえそうだ。第2位は。。。

2月に最もよく読まれた記事のトップファイブ


第2位は、2月23日に掲載されたマーケット「在庫調整はもう終わり、3~4月からは絞りすぎた生産を増やす方向へ」が入った。今後の先行きを心配し、この不況はいつになったら抜け出せるのか、との思いを各社持っていることに対する裏返しでもある。

第3位は、2月9日掲載のニュース解説「エルピーダは日本の製造業のキモ、憶測・決算発表・資本増強について整理する」である。これはエルピーダに関する記事を否定する広報室と、記事を書いた日本経済新聞とのやり取りを整理し、真実の姿は何か、と議論したものである。この時点でわかっている事実を整理した。

第4位は、2月12日に掲載されたブログ、津田建二の眼「『エルピーダメモリ、台湾3社と統合へ』のニュースの裏を読む」である。これは、2月11日の休日に日本経済新聞1面トップに掲載されたニュースを、同じ日の午前中にエルピーダ広報室から流れてきたその否定ニュースリリースを見比べ、何が真実なのかを探ったもの。2月11日は休日だが水曜日であったため、1週間のニュースのトピックスを解説するコラム「ニュース解説」(翌週の月曜日に掲載)まで待ちきれない"事件”だったので、ブログとして掲載した。

第5位は、2月4日のブログ、津田建二の眼「DRAMビジネスから見えてきた、グローバルな考えで進めるべき業界再編」である。これは、最近国内外を問わず、DRAMビジネスの業界再編が行われるだろうというアナリストや業界関係者の声が強まっているため、DRAMビジネスで行われるグローバルな視点の業界再編について考察したもの。企業間の競争は国家間の競争を超えたところに行ってしまっていることを指摘している。

次点は、2月16日のニュース解説「圧倒的に多い不況ニュースの中から新しい成長の芽、新ビジネスモデルを見つける」であった。

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