Semiconductor Portal

2023年4月

» 2023年4月

IBM、z16のロードマップを発表、ラピダスの顧客になりうる可能性を示唆

IBM、z16のロードマップを発表、ラピダスの顧客になりうる可能性を示唆

IBMは2nmプロセス相当のGAA(Gate All Around)トランジスタを2年前に開発しており、ラピダス社にその技術をライセンス提供している。IBMのメインフレームには現在7nmプロセスノードのTelumプロセッサが使われており、このプロセッサの進化がメインフレームの進化を支えている。ラピダス社はIBMを顧客として取り込めるだろうか。 [→続きを読む]

3月に最もよく読まれた記事は、OmdiaとGartnerの半導体トップ10比較

3月に最もよく読まれた記事は、OmdiaとGartnerの半導体トップ10比較

2023年3月に最もよく読まれた記事は、「Omdiaも2022年世界半導体トップ10を発表、Gartnerと比較する」であった。これはOmdiaが2022年の世界半導体トップ10ランキングを発表したが、1月に発表されていたGartnerの2022年トップ10社ランキングと比較してみたもの。Gatnerの速報値に対して、Omdiaの確定値ではメモリメーカーが予想以上に悪かったことがわかった。 [→続きを読む]

政府、半導体製造装置を輸出規制の対象に追加

政府、半導体製造装置を輸出規制の対象に追加

政府は、半導体製造装置など23品目を輸出管理の規制対象に加えることを3月31日に発表した。日本経済新聞は同日の夕刊で、日本は外為法に基づき武器など軍事向けに転用できる民生品の輸出を管理しており、今回政府は外為法の省令を改正した、と報じた。米国が中国に対する製造装置の輸出規制を2022年10月7日に発表しているが、これに追従するものとみられる。 [→続きを読む]

具体的に動き始めたCHIPS Actおよび輸出規制措置、並びに関連する動き&波紋

具体的に動き始めたCHIPS Actおよび輸出規制措置、並びに関連する動き&波紋

昨年夏にBiden米国大統領が署名して成立したCHIPS Actについて、資金提供の機会や申請手続きに関する詳細が発表されている。中国、ロシアなどでのプロジェクトに資金使用を禁じ、中国における拠点拡張を妨げる恐れがあり、そして台湾からも容認できないとの反応が、該法の制限内容に対して見られている。米国の対中国輸出規制措置についても、オランダに続いて我が国が半導体製造装置について米国に追随する表明を行っている。技術先端度合いに対応する対象品目の線引き如何であるが、いずれにしてもビジネスに甚大な影響を孕むということで、関係各国から戸惑い、そして反発の声が高まる見え方となっている。米中の深まりゆく分断の中で、今後どう揺れ動くか、予断を許さない状況、情勢が引き続く現時点である。 [→続きを読む]

<<前のページ 1 | 2 | 3