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2008年5月

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ビジネスモデルを構築できる半導体エンジニアの育成を急げ

ビジネスモデルを構築できる半導体エンジニアの育成を急げ

テレビ東京に「技あり!にっぽんの底力」という番組がある。日本にはまだまだ一流の技術が数多く残されていることを強調する番組だ。日本の半導体メーカーを見ていても技術はあることを強く感じる。それは確かだ。しかし、その技術がちっとも売り上げ・利益に結びついていない。これも事実である。さあ、どうする! [→続きを読む]

SeleteがLow-k膜のエッチングにCH3Iガスの有効性を実証

SeleteがLow-k膜のエッチングにCH3Iガスの有効性を実証

Selete (半導体先端テクノロジーズ)の第二研究部は、Low-k/Cu配線技術の開発を進めているが、機械的にもろいLow-k膜はハーフピッチ(hp)45nm以降のプロセスで、エッチング形状、高選択比、ダメージフリー、低環境負荷、といった問題をクリヤーしなくてはならない。このほど新しいエッチングガスとしてCF3Iがこれらを満足させることを同社はSelete Symposium2008で明らかにした。 [→続きを読む]

台湾、IC設計業界がファウンドリビジネスの次の規模で好調に推移

台湾、IC設計業界がファウンドリビジネスの次の規模で好調に推移

先週は明るいニュースはあまりなく、しかもビッグニュースといえそうなネタは少なかった。今年における台湾のIC生産額の統計がITRI(工業技術院)から発表され、2008年は対前年比4.4%増の501億米ドル(1兆5300億台湾元)になる見通しで、ファウンドリビジネスのIC製造業界、ファブレスのIC設計業界、アセンブリのICパッケージング業界についても発表されている。 [→続きを読む]

0.7μm以上のウェーハは対前期比でプラスの成長を示す

0.7μm以上のウェーハは対前期比でプラスの成長を示す

SICAS(世界半導体キャパシティ統計)から2008年第1四半期の半導体ウェーハの生産能力と実績、稼働率が発表された。対前期比1.7%増の211万7900枚/月(8インチウェーハ換算)、対前年同期比で15.1%増という結果であった。SICASのデータをよく見ると新しい半導体産業のトレンドがはっきりと見えてくる。 [→続きを読む]

デンソーが自社製SiCウェーハに1200V/30AのMOSFETを試作

デンソーが自社製SiCウェーハに1200V/30AのMOSFETを試作

トヨタ自動車のティア1サプライヤであるデンソーは、自社で成長させたSiCインゴットのウェーハを使って、パワーMOSFETとパワーショットキーダイオード(SBD)を自社開発していることを「人とくるまのテクノロジー展2008」で明らかにした。開発した半導体デバイスと、それを使った3相モーター駆動用のパワーモジュールを展示した。 [→続きを読む]

Atom時代の先をすでににらんだImaginationのグラフィックスIPコア

Atom時代の先をすでににらんだImaginationのグラフィックスIPコア

英Imagination Technologies社のグラフィックスおよびビデオデコーディング用IPであるPOWERVR SGXおよびPOWERVR VXEが米Intel社のモバイルPC用のマイクロプロセッサAtomのチップセットに集積されていることが明らかになったが、このほど同社のグラフィックスIPのロードマップの一部が公開された。 [→続きを読む]

ルネサス、2008年度売上・利益ともほぼ横ばい、後半の強さ見えず

ルネサス、2008年度売上・利益ともほぼ横ばい、後半の強さ見えず

サブプライムローン問題に端を発した今回の不況の影響は、2008年の少なくとも前半までは続きそうだ。ルネサステクノロジの伊藤達会長兼CEOは、2008年の見通しについて市場は期待薄で、ルネサス自体も対前年度比2%と微増の9700億円という売り上げ見込みを示した。営業利益は前年の436億円に対して市場の弱含みと為替差損を考慮して410億円の微減を見込んでいる。 [→続きを読む]

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