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6月に最もよく読まれた記事はまたもや半導体2社の統合問題

セミコンポータルの読者に6月最もよく読まれた記事は、インサイダーズ;湯之上隆の視点「半導体メーカーの2社統合問題(1)−なぜ2社統合がうまくいかないのか」であった。これは、たすき掛け人事、2種類のLSI設計、プロセス文化の違い、など技術的混乱などについて考察したもの。第2位は。。

2社統合の目論見第2位には編集長ブログ、津田建二の眼「半導体は株価の先行指標」が入った。ニューヨーク証券取引所では半導体銘柄の株価が株全体の動きを先取りしている、という日本経済新聞のコラムを紹介した。これを独自に解説、電子機器に入る半導体は産業のコメというよりも心臓、キモとなっていることを紹介した。

第3位はインサイダーズ;泉谷渉の視点「一体、いつになったら半導体は戻るの?〜台湾は上昇、遅れるニッポン〜」である。中国市場が急速に回復し、それを狙った世界の半導体メーカーが中国市場に押し寄せている様子を伝えている。逆に、日本の一人負けになっているとする。

第4位は、「5月に最もよく読まれた記事は、海外から見たルネサスとNECエレの合併話」となった。

第5位には、ニュース解説「インテルのウィンドリバー買収により、組み込み市場支配の意図みえみえ」が入った。これは半導体メーカーのインテルがなぜリアルタイムOSとLinuxOSに力を入れるウィンドリバー社を買収したのかを解説した。半導体メーカーにとって、SoCチップはハードとソフトの両方を組み入れたものであるからこそ、ソフトウェアメーカーを買収することで、今後のチップの差別化を図ることができる。

次点には、津田建二の眼、「『半導体も省エネ』は間違い、半導体こそが省エネ推進の原動力と認識すべき」が入った。

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