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ファブレス半導体のトップテンランキング、6位以下の順位が大きく変動

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2021年第3四半期におけるファブレス半導体のトップテンランキングを市場調査会社のTrendForceが発表した(参考資料1)。これによると、1位のQualcommから5位AMDまでの順位は変わらず、この内4社が前年同期比40%以上の成長を示した。成長率の最も小さなBroadcomでさえ、17%成長という2桁成長を示した。6位以下の順位は大きく変わっている。

Table1: Revenue Ranking of Global Top 10 IC Design Companies, 3Q21(Unit: Million USD) / TrendForce

図1 2021年第3四半期におけるファブレス半導体上位10社ランキング 出典: TrendForce


ファブレス半導体の上位10社の平均成長率は前年同期比45%増、337億2900万ドル(3.8兆円)と極めて大きい。1位Qualcommは前年同期比56%増の77億3300万ドル、2位のNvidiaは同55%増の66億1200万ドルと共に大きな成長を遂げた。10社の内、成長率が最も大きかったのは84%増で13億7600万ドルを記録した台湾のNovatek社だ。そして75%増で同じく台湾のHimax社が10位にランクインした。

1位のQualcommは5G通信用半導体で大きく伸ばした。主要スマホメーカーから5Gモデム(ベースバンドIC)やRFフロントエンドチップ、プロセッサが良かっただけではなく、IoT部門も、民生、エッジネットワーキング(端末から直接電波を受ける基地局関連)、産業機器部門などからの強い需要で66%増という最大の成長率をもたらした。4位の台湾MediaTekも5Gチップの世界展開を始め、同社モバイル電話部門は72%増と最大に売上額を伸ばした。

2位のNvidiaはゲーム用グラフィックスやデータセンター用の演算専用GPUアクセラレータで大きく伸びた上に、高性能グラフィックスカードのRTXシリーズが仮想通貨マイニング向けに約2.5倍にあたる148%増と極めて大きな伸びを示した。

6位以下では、ディスプレイドライバに強い台湾NovatekがOLEDパネルで大きく伸ばしたうえに製品のASP(平均単価)も上昇し、これまで3Qで最高の14億ドルを超えた。10位にランクインしたHimaxもディスプレイドライバに強く、テレビやモニター、ノートPCなどの大型モニター向けに2倍以上の同111%増を記録した。

1年前に6位だったXilinxは台湾勢の急成長に押されて前年同期比22%増の9億3600万ドルを記録しながらも9位に後退した。10社合計では同45%成長だったため、産業向け、自動車向けの多いXilinxとしては決して悪くない業績である。

参考資料
1. "3Q21 Revenue of Global Top 10 IC Design (Fabless) Companies Reach US$33.7 billion, Four Taiwanese Companies Make List, Says TrendForce", TrendForce (2021/12/16)
2. 「ファブレスのトップテンランキング、上位10社が60.8%成長」、セミコンポータル (2021/09/28)

(2021/12/17)

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