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安定化、台頭、など見えてくる今風の市場分野模様

ここ数年、$300 billion規模で推移して一層の飛躍を目指す半導体市場となっているが、パソコンからモバイル機器へ大きく移るとともに、連動してコンピュータ系を通信系が上回るデータが現れてきている。メモリ、ロジック、ディスクリートはじめ市場分野の分け方も、応用システムでの括りが個々のデバイス分類よりも一層前面に出てきている昨今を感じている。今となっては昔のことであるが、従来の認識の市場分野の変わりよう、そして台頭してきている新市場分野、それぞれの現時点の色合い模様に注目している。

≪今は昔、着実な変転≫

従来の半導体市場指標としてまず出てくるメモリであるが、業界の統合が進んで大手ベンダーのシェアが大きく高まっているこのところである。モバイルメモリをeMMCおよびeMCPという括りで見ると次のようになっている。

◇Top Mobile Memory Vendors-Gartner: Samsung led mobile memory chip sales in 2013 (6月16日付け EE Times)
→Gartnerが最近リリースしたレポート、"Market Share Analysis: eMMC and eMCP Vendors by Revenue, Worldwide, 2013"。eMMC(embedded MultiMediaCard) and eMCP(embedded multi-chip package)市場のトップベンダーはSamsung Electronics、約$3.317 billionの売上げで世界シェア35.6%、トップ4ベンダー、すなわちSamsung, 東芝, SK Hynix, およびSanDiskで2013年は95.4%のシェア、前年の90%から上昇の旨。

シリコンサイクル、激しい振れの象徴とされていたDRAMであるが、最近はビッグベンダーが3社に絞られて、ぐっと様相が変わっているという以下の見方である。なによりパソコンからモバイル機器への流れが大きく効いているところと思う。

◇DRAM's Mood Swings Stabilize-Big three emerge (6月17日付け EE Times)
→エレクトロニクス業界で"stability"と"DRAM"という言葉を1つの文面で見ることはほとんどなかったが、歴史的にすべての半導体分野のうち最も騒がしい1つであるDRAMでプレーヤーがぐっと減って、需給バランスの広大な揺れは過去のものであるかのように思われる旨。市場シェアの獲得がもはやDRAMメーカーの主要な目的ではなく、大規模fab拠点建設にbillions of dollarsを投資する代わりに、SamsungおよびMicronなどDRAM大手メーカーは究極的にpricing, gross margins, およびprofitabilityを高める戦略を追及している旨。DRAM販売高の伸びはPC市場だけの健全性に依存せず、より大きなstability、成長および革新を生じている旨。
・≪表≫ DRAM市場ベンダーシェア:2007年Q1および2014年Q1の比較
http://img.deusm.com/eetimes/2014/06/1322769/Screen-shot-2014-06-16-at-3.03.37-PM.png

パワー半導体分野について、向こう数年の展望が次のように表わされている。

◇The GaN power industry is consolidating in preparation for significant growth (6月17日付け ELECTROIQ)
→Yole Developpementの最新Power GaN Marketレポート。電源/PFC(power factor correction:力率改善回路)が、2015-2018年から該事業を席巻、究極はデバイス売上げの50%になると見る旨。

◇2014 resurgence for power transistors, forecasts IC Insights -IC Insights: Power transistors are again in demand (6月18日付け Electronics Weekly (U.K.))
→IC Insights発。パワートランジスタの世界販売高が、2年の減少を経て今年は2013年から8%増、$12.5 billionに戻すと見る旨。世界経済が力強さを加えて末端機器の売上げが増大、パワートランジスタは向こう5年にわたってcompound annual growth rate(CAGR)が6.4%、4年で$15.7 billionになると予測する旨。

CMOSカメラモジュールについては、韓国勢の優勢ぶりが以下の通りである。

◇Korean firms dominate CMOS-type camera module market-Data: CMOS camera module market is led by Korean companies (6月16日付け The Korea Times (Seoul)/Yonhap News Agency (South Korea))
→Research In China発。昨年のCMOSカメラモジュールのグローバル市場は、LG Innotekが引っ張っており、該市場の16.8%を占めた旨。Samsung Electro-Mechanicsが世界第2位、シェアが13.8%、やはり韓国勢のCowell ElectronicsおよびPARTRONがそれぞれ該市場の5.6%および5.1%を占めている旨。

新規市場分野について、まず注目はSSD(Solid State Drive)関係であり、そのコントローラについて以下の動きが見られている。

◇Power-Conscious Controllers Reduce Energy Consumption-SSD controllers cut their power consumption (6月17日付け EE Times)
→メモリにおける電力消費削減は引き続く課題であるが、よりエネルギーを意識したコントローラの設計もまた応用によって重要である旨。Silicon Motion(台湾)が最近、SM2246EN SATA (6Gb/s) client SSDコントローラを発表、その性能に加えて平均56mWという超低電力消費も強調している旨。

◇Micron, SK Hynix interested in investing in Taiwan SSD controller IC designers, say Taiwan makers (6月17日付け DIGITIMES)
→業界筋発。SSDsグローバル需要の引き続く成長を考慮、Micron TechnologyおよびSK Hynixが、競争力を強めるためにSilicon Motion Technology, Phison ElectronicsおよびJMicron Technologyなど台湾のSSDコントローラIC design housesへの出資に関心をもっている旨。

SSDの市場も、NANDフラッシュそしてSSD本体と、今後の伸び具合とともに各サプライヤの戦略が色濃く表れる分野模様が見えてきている。

◇Digitimes Research: Global SSD sales to grow 60% in 2014 (6月18日付け DIGITIMES)
→Digitimes Research発。グローバルSSD販売高が、前年のほぼ倍増を経て、2014年には60%伸びる見込み、NANDフラッシュ価格の低下継続、notebooksのslimming-downおよびconvertibleタブレットの増加が支える旨。

◇SSD suppliers set to engage in fierce price competition, say sources (6月19日付け DIGITIMES)
→業界筋発。SSD業界は、Micron Technology, Intel, Kingston Technology, SanDiskおよびSamsung Electronicsなど主要サプライヤが他に優ろうと活動に拍車、激しい価格競争に向かっている旨。Micronは、自前のCrucialブランドSSDsの生産サポートに向けて他のメーカーへのNANDフラッシュ半導体の販売を減らしており、自社SSD出荷を前四半期比倍増を狙っている旨。

新規市場分野としてもう1つ、MEMSマイクロフォンの現状と取り組みである。モバイル機器と連動する展開に注目と思う。

◇First Ultrasonic MEMS Controller to Make Mobile Hands Free-Control mobile devices without touching them-Ultrasonic MEMS controller will recognize gestures (6月17日付け EE Times)
→世界初、ディジタル超音波micro-electro-mechanical system(MEMS)マイクロフォンが、我々のモバイル機器とのやりとりの仕方を変えようとしている旨。Knowles社(Itasca, Ill.)が、正確な超音波finger trackingに向けて独占的に設計された最初のMEMSマイクロフォンを擁してこのやり方を引っ張っているが、3D画面制御の魅力が素早く拡がること確実の旨。

◇Knowles and Infineon are top suppliers of packaged MEMS microphones and bare microphone dies, says IHS (6月19日付け DIGITIMES)
→IHS発。MEMSマイクロフォン半導体のグローバル市場は2つの部分に分かれ、2つのサプライヤ、Knowles(米国)およびInfineon Technologies AG(ドイツ)が席巻している旨。
 ・packaged MEMSマイクロフォン …Knowlesが59%シェア
 ・bare MEMS dies供給      …Infineonが78%シェア


≪市場実態PickUp≫

【LTEスマホ】

中国はじめLTE(Long-Term Evolution)スマートフォン市場に向けたプロセッサ半導体、そしてスマホ機器の現状が次の通り表わされている。Qualcommの圧倒的な浸透、マイクロソフトのスマホ投入に注目している。

◇Digitimes Research: Qualcomm far ahead of Marvell and MediaTek in China LTE market (6月19日付け DIGITIMES)
→LTE技術を引っ張るQualcommは、2013年に中国含め世界市場に向けてLTEソリューションを供給し始めたが、規制およびlicensingを巡る問題から中国のLTEサービスは大方の先進国より後に始まっている旨。同時に、中国開発のTD-SCDMA標準からの制約およびmulti-modeサポートを巡る政策もまた、中国のLTE半導体supply chainに当初入れる半導体メーカーの数を限っている旨。Qualcommが中国のLTE半導体市場の最大サプライヤであり、2014年前半では80%以上を占めると見込まれる旨。

◇Qualcomm strengthens partnership with SKT, KT -Qualcomm chips target LTE-Adanced phones in S. Korea (6月19日付け The Korea Times (Seoul))
→QualcommのSnapdragon 805プロセッサおよびGobi 9X35 modem半導体が、Long-Term Evolution-Advancedスマートフォン用にKT, LG UplusおよびSK Telecomに拡販されている旨。LG ElectronicsおよびSamsung Electronicsは、LTE-A carrier aggregationをサポートするhandsets製造を計画している旨。SK Telecomは、LTE-Aワイヤレスネットワークを構築しており、最大225 megabits/秒のダウンロード速度が得られる旨。

◇米マイクロソフト、中国で巻き返し、低価格のLTEスマホで (6月20日付け 日経産業)
→米マイクロソフトが、中国で高速通信サービス「LTE」に対応した低価格スマートフォンを投入、価格は1299元(約2万1千円)、酷派集団(クールパッド、広東省)など地元勢の1千元前後の製品に対抗する旨。21日に中国通信大手、中国移動(チャイナモバイル)向け、7月5日に中国聯合網絡通信(チャイナユニコム)向けを発売する旨。新製品はノキアから買収した携帯電話事業の「ルミア」ブランド、基本ソフト(OS)は「ウィンドウズフォン8・1」を使い、頭脳部に米クアルコムのLSI「スナップドラゴン400」を採用する旨。

【ロシアでの三次元実装】

学会、展示会と、世界的な取り組みのテーマとなっている三次元実装、貫通電極(TSV:through-silicon via)技術であるが、ロシアでも次の通り量産を目指す具体的な取り組みが始まろうとしている。

◇GS Nanotech pioneers 3D packaging technology in Russia (6月19日付け ELECTROIQ)
→GS Group holdingのprivate innovation cluster、Technopolis GS(ロシアKaliningrad地域)傘下のGS Nanotechが、向こう数年で3D stacked TSV(through-silicon via) microcircuitsの量産組立を打ち上げる計画、同社は該プロジェクトの全体投資を明らかにしていないが、ハードウェア、ソフトウェアおよびスタッフ教育訓練のコストが含まれる旨。

【アマゾンのスマホ】

大手通販最大手のアマゾンもまた、スマートフォン、「ファイアフォン」の発売を発表している。カメラを当てた物品のネット上の通販サイトなどが表示されるというアマゾンならではの狙いも盛り込まれている。

◇Amazon's Fire Phone: It's Good for Bezos, Not So Much for Us (6月19日付け EET Blog)
→米オンライン小売り大手、アマゾン・ドット・コムのベゾス最高経営責任者(CEO)が18日、同社初となる「ファイア」 スマートフォンを発表の旨。

◇アマゾン、約2万円の3Dスマホ、通販サイトと連動 (6月19日付け 日経 電子版)
→米アマゾン・ドット・コムが18日、3D(3次元)の画像表示・認識に対応したスマートフォン「ファイアフォン」を発売すると発表、米通信大手、AT&Tが2年契約199ドル(約2万円)で独占的に販売、同日、予約を受け付け始めた旨。カメラを実際の物体に向けると、ネット上の通販サイトなどが表示される旨。スマホをネットサービスの窓口として使い、自社のサービスへの囲い込みを強化する狙いの旨。

【ソフトウェアの価値と難しさ】

テレコムにおけるソフトウェア依存がますます高まる現況が、次の通り表わされている。

◇Intel, Dell Ride SDN Into Telcos (6月16日付け EE Times)
→Intelのイベント(SAN FRANCISCO)にて、IntelおよびDellからの講演。テレコムが、サーバ上を走るソフトウェアにますます依存していく旨。しばしばsoftware-defined networking(SDN)あるいはnetwork functions virtualization(NFV)と表わされるが、その目標はエネルギー効率の良いサーバおよびデータセンターを支持してハードウェアを最小にすることである旨。

その一方で、ソフトウェア特許に対する難しさ、風当たりの強さというものを感じる判決例が見られている。

◇Supreme Court Rules Against Software Patents -Decision creates gray 'generic' term (6月19日付け EE Times)
→最高裁の本日の裁定は、向こう数年ハイテク業界に影響を与える可能性の旨。Alice Corporation Pty. Ltd.(オーストラリア)対CLS Bank Internationalにおける司法の全員一致の票決は、ソフトウェア特許を抽象的なアイデアとして適確性を欠くとしている旨。該ソフトウェアは一般的であり、技術的進歩を促したり、コンピュータ機能を改善するものではないと裁定の旨。

【XeonとFPGAsの組み合わせ】

IntelのXeonプロセッサとAlteraはじめfield-programmable gate arrays(FPGAs)を対にして1パッケージ化、非常に速いソフトウェア革新に追い着くアプローチが、マイクロソフトおよびインテルから以下の通りである。

◇Microsoft Supercharges Bing Search With Programmable Chips-Microsoft project uses FPGAs to speed up Bing search (6月16日付け Wired.com)
→Microsoftのエンジニアが、同社Bing検索エンジンを高速化する意図のCatapultネットワークを作り出すために、サーバ1,600台以上でAltera field-programmable gate arrays(FPGAs)をIntelのXeonプロセッサと対にして用いている旨。該FPGA技術は、Microsoftでの他のonline応用で用いられる予定の旨。

◇Intel to Offer More Custom-Tailored Server Chips -Intel offers server chips customized with FPGAs (6月18日付け The Wall Street Journal /Digits blog)
→Intelが、同社サーバ用Xeonプロセッサをfield-programmable gate arrays(FPGAs)と一組にして、clientsに対しwebsitesなどの応用に向けてデータセンターサーバをcustomizeする機会を提示している旨。このMPUとFPGAは1つのパッケージに入れられる旨。ソフトウェア革新の歩調が非常に速く、これはシリコンがソフトウェア革新に追い着く優れた方法である旨。


≪グローバル雑学王−311≫

石油の不足が大きく影響して第二次世界大戦に負けた我が国、戦後は一転、安価な石油が大きく促進した高度経済成長、そして近年世界の激変するエネルギー事情に振り回される我が国と、

『国家とエネルギーと戦争』  
  (渡部 昇一 著:祥伝社新書) …2014年3月10日 初版第1刷発行

より、原発しかないとする著者の主張を見てきたが、今回で読み納めとなる。東京電力福島第一原発の状況が日々目に入って、気の遠くなる時間軸を感じざるを得ず、安全性について科学的検証、根拠が国民のコンセンサスを得られるかどうか、依然現在、そして今後の問題となっている。ちょうどタイミングを合わせて、2013年度のエネルギー白書が政府から以下の通り発表されている。一方で、化石燃料への依存が過去最高になっている現実がある。

◇電力、化石燃料への依存88%に、エネルギー白書 (6月17日付け 日経 電子版)
→政府が17日、2013年度のエネルギー白書を閣議決定、電源に占める化石燃料(天然ガス、石炭、石油)の比率が第1次石油危機の起きた1973年度の80%を2年連続で上回っていると指摘、2013年度は88.33%と2年連続で過去最高を更新した旨。日本は危機後に石油備蓄や原子力発電などでエネルギー安全保障を強めてきたが、原発の稼働停止で40年前より化石燃料への依存が強まっている現状が浮き彫りとなった旨。


第六章 エネルギーを輸入してはいけない

□最後に問題となるのは、エネルギーと食糧の二つ
・日本の場合、要するに国として問題となるのはエネルギーと食糧
 →食糧の方も、電気さえ豊富にあれば、いくらでも解決できる
・水耕法
 →1本のトマトの茎から1万個のトマトができて、なおかつおいしいもの
 →電気さえ安く上がればいくらでもできるということに
・農業も電気、という時代に

□シェールガスは切り札になりえるのか
・今後、石油が天然ガスに替わっていくのか、石油の一種のライバルとしての天然ガスになっていくのか
・石油から天然ガス、LNG、そしてシェールガスに替わったとしても、日本にとっては買うという構造そのものは変わらない
・大切なのは、放射能が怖いという迷信を拭い去らねばいけない、ということ
・人間は、日光に当たらなければ健康によくないというのは大常識
 →太陽が燃えているのは、核反応の光
・シェールガスであろうが、何であろうが、最終エネルギーとしては原子力にはかなわない
・原子力発電には、生活の向上を成し遂げるのに、自然の犠牲によらない、あるいは自然の犠牲を最低限にするという可能性

□エネルギーを外国から買うことの危険性
・エネルギー源を買うことで、他の国に首を締められるのが怖い
・いまは現実問題として原発しか自前のエネルギーはない
・世界のエネルギー地図は、これから激変
 →サウジアラビアにとってオイルシェールの登場はショックだと思う
・ただ、いまは日本からエネルギーを買う金が毎日100億円ずつ流れている
 →この出血は止めなければ
・チェルノブイリがあったウクライナ、そしてフィンランドも原発に向かっている
 →ロシアという国は気に食わないとすぐに止めるから、付き合っていられない
 →ロシアはあてにならないというのが今やヨーロッパの世論の定説に

□原発の再開しか道はないと考えるのは、なぜか
・エネルギー小国、エネルギー依存国である日本が今後歩むべき道
 →1.原発を再開させること
  2.エネルギーの状況を正しく理解した国際関係を保つこと
・いまの日本を冷静に見通しうる限りでは、やはりアメリカ
 →基軸通貨を握っている国とだれもけんかはしない
・中国は、技術と資本を世界中が持って行って、安い労働力でモノを作ったから金が貯まったというだけのこと
・原発を動かしてからでなければ、北方領土の交渉はやるべきではない
 →そうすればロシアは日本に対してグッと弱くなる

□原発研究をストップさせるのは、愚行の極み
・もう1つ、やはり日本が死守しておかねばならないのは、技術力
 →日本は戦後それに力を入れ、工作機械は世界一、民生品の電機では世界一に
・アメリカは、技術の開発そのものに軍が関わり、まだ先進性
・技術者を英雄視するような雰囲気がなければ
 →原発の技術は現時点では日本がトップランクに
 →技術の世界で、一番と二番の差は決定的
・福田和也氏の『二十世紀論』
 →二十世紀における最大の戦争は第一次大戦
 →第一次大戦 …なだらかな直線の後に突然現れた急カーブ→エネルギーが石炭から石油になった
  第二次大戦 …猛スピードで急カーブをくぐり抜けたドライバーが、体制を整えるために施したハンドル操作といった程度
・二十世紀はまさしく石油の世紀
 →第一次大戦の直前の石油に相当するのが、二十一世紀の原発であると、(著者は)断言したいと思う

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