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グローバルに通用する優位性/市場実態PickUp/グローバル雑学王−97

「最先端技術の世界優位性」を旗頭に追い付け追い越せの時代は一丸で邁進してきたが、パソコン、携帯電話が急速にグローバルに普及してきている1990年代後半から最近になるほど、拡大して個人消費者がぐんと比率を増した末端市場に合わせたビジネス展開の必要性をますます感じさせられている。世界各地の市場の動きから、「グローバルに通用する優位性」というものを考えている。

≪グローバルに通用する優位性≫

自分も見たという声を何人かの方々から聞いたが、次のNHKのテレビ番組に注目した。

○「NHKスペシャル 自動車革命」5月9日(日) 午後9時〜 総合テレビ

NHKのホームページからの紹介は、つぎのようになっている。
□自動車革命
−次世代カー 電池をめぐる闘い
…ガソリンから電気への大転換。自動車の革命ともいえる激しい変化、競争をのカギを握るのが蓄電池の技術だ。主役と注目される高性能の「リチウムイオン電池」。元々は日本が最初に製品化に成功、世界を圧倒してきた。しかし今、アメリカや中国などの猛烈な追い上げにあっている。米中は急速に連携も深めている。日本はこうした動きにどう立ち向かい、世界一の座を維持していくのか。米中で急成長する新興企業やそれをバックアップする国の動きを追う一方、日本では大手自動車メーカーのホンダが電池メーカーと組んで進める最新の自動車用電池の開発や、オールジャパンの次世代電池研究などを取材。新たな時代の戦いを大きく左右する技術をめぐって重大な局面を迎えた「ものづくり日本」の行方を追っていく。…

手元の視聴メモに注記をつけて以下の通りであるが、要は、ガソリンから電気の時代へという流れの中で、電池を征するものは、世界を征するというトーンである。技術開発では先行した日本、それを今後に向けて市場が開けてきた今、追いかける中国とアメリカという図式になっている。

◇◇◇◇◇ はじめに
・電池、モーター、車で、誰でも作れる
・中国での昨秋から今春、半年の間でのびっくりする変化
 12,000m2の新工場: 従業員が20人から120人へ
・膨らむ電池需要
・一獲千金を狙う電池メーカー
 高性能電池といえばLiイオン →日本が最初に開発、60%のシェア
                 オールジャパンでトップ死守
 (注) Liイオン電池…ソニーが世界に先駆けて1995年頃に製品化に成功した「お家芸」
・電池を征するものが世界を征す
 電気がガソリンに取って代わろうと

◇◇◇◇◇ 本論
□次世代カー 電池をめぐる闘い
・上海万博 電気自動車のアピール
・Eモーター社 バス用に大型化したLiイオン電池
 陳 社長
→価格、重量、安全性がカギ
→生産拡大、自動車生産も視野
・この3月の北京モーターショー
 日本のホンダなど 性能優先 F1から環境技術へ
・実車試験 耐振動性 ←電池モジュールの組み方
・Liイオン 鉛蓄電池の3倍の電気量
・10年で販売台数20倍 …ハイブリッド&電気自動車
・A123システム 米政府から200億円
 コスト低減 中国との連携→電池生産、Li調達
 米中連携 −−−日本を追う
・サンテック 陳社長の双子の弟…中国東部の貧しい農村出身
→豊かさを求めて猛勉強   →米国留学 
→米国で学んだ頭脳による富 →故郷に"博士橋"建立
・ブルーエナジー ホンダ合弁
 ガソリン車と変わらない性能が目標
→半導体工場並みの対策
 …薄い電極、高度な加工技術 1-2μmの管理
・日本を追う中国とアメリカ
 アルゴンヌ国立研(米国)
  リン酸鉄
 *Liイオン 高温で安定性に問題
  +リン酸鉄   →米国のアプローチ(A123)
  一方、Ni、Mn、Co →日本のアプローチ
・我が国の取り組み −NEDOを中心に
 …電池では、半導体の二の撤を踏めない
 …オールジャパン共同開発
 航続距離を3倍に
 Liイオンを覆うものの謎 →解明がカギ
→会社間の壁を破る
 ⇒中国、韓国に勝てる電池
・新しい金属材料による電池開発も
・電気覇権を狙う中国とアメリカ
 (注) Liの産出先は中国、南米、アフリカなど。日本は100%輸入に頼っている。

電気自動車、Li電池については、各国の現下の取り組みが目に付いただけでも次の通りであり、新たな「最先端技術の世界優位性」を競う闘いの様相を感じている。

◇サムスン、電池など1.9兆円投資、10年で。(5月11日付け 日経 電子版)
→韓国のサムスングループが11日、Liイオン電池や発光ダイオード(LED)などの成長5分野で、2020年までに設備投資や研究開発に23兆3000億ウォン(約1兆9000億円)を投じる計画を発表、2020年までに新分野で50兆ウォンの売上高を目指す旨。いずれも日本メーカーが成長を見込む分野で、競合が激しくなるのは確実の旨。

◇NXP, AVL launch research to extend range of e-cars(5月10日付け EE Times)
→NXP GermanyとAVL Softwareが、電気自動車の経済速度走行距離を伸ばすことを目指すPolluxリサーチプロジェクトで協力する旨。

◇「Li原子とらえた」東工大など、電池性能向上へ。(5月15日付け 日経 電子版)
→東工大、日本電子、理化学研究所の研究グループがLiイオン電池の性能を決めるLi原子一つ一つを観察することに成功、特殊な顕微鏡技術を駆使の旨。

最先端技術も末端市場の顧客ニーズにしっかりと適合させないと、ビジネスにならないと、ますます感じざるを得ない事例が枚挙に暇なしであるが、いくつか取り出して以下の通りである。

○【アブダビ原発】韓国電力連合が受注!日立、GEなどの日米企業連合は惨敗・・・:2009/12/28(月)
→アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国は27日、アラブ諸国初となる原子力発電所の建設を 韓国電力公社を中心とする韓国企業連合に発注することを決めた。発注額は200億ドル(約1兆8000億円)。2011年に着工し、17年以降順次運転を開始する。日立製作所とゼネラル・エレクトリック(GE)を中心とする日米企業連合は 敗退した。
アブダビ国営原子力エネルギー会社(ENEC)が発表した。韓国連合には韓国電力のほか現代建設、斗山重工業、サムスン 物産などが参加、27日にアブダビ側と合意文書に調印した。

○インドネシアの電器店にて …2-3ヶ月前のNHKニュース
→個人消費が伸びてきた同国の現場からの声。携帯電話は余分な機能は不要、日本製品は機能あり過ぎ、3割安い中国製品が魅力的だし買えない。

○2010年05月12日 書き込み記事から
( ^ω^)外国人「日本のパソコンってわざわざ値段を高くして地デジやBD録画の機能を付加する理由がわからない」
 …定期的にアキバを定点観測しているが、ノートPCを中心に、ソニー、NEC、東芝、富士通などの国内メーカーの店頭展示スペースが狭くなり、台湾などの海外勢がそこに入り込むようになっている。
 …「メーカーは日本人の要求に応じた商品開発をしているのでしょうが、海外のヒトは、わざわざ値段を高くして、ノートPCに複数の地デジ受信機能やBD録画機能などを付加する理由が分からないようです」とアキバ店員。
 …低価格ノートPC としてネットブックを選択するヒトは数多い。そして、彼らが選択するメーカーはどこか? ASUS、エイサー、レノボ、MSI、HP、デルといった具合。国内メーカーがガラパゴス状態から 抜け出せないうちに、PCの主要メーカーが海外勢になりはじめてしまったのだ。

現地市場に溶け込んでいかないと、なかなかビジネスは開けないと、新しくて古く感じることでもあるが、Li電池はじめ今後の新技術・新市場に向けた取り組みにおいて一層教訓にしなければと感じるところがある。


≪市場実態PickUp≫

三星電子の競合他社の追随を許さない積極果敢な動き、状況が、以下の通り見られる。製造装置メーカーの納入リードタイムが云々される現状であり、その供給を優先的に受けたいとするスタンスが伺われる。

【三星の猛烈ダッシュ?】

◇Samsung expected to reveal $18 billion chip capex(5月14日付け EE Times)
→Reuters発。Samsung Electronics Co. Ltd.が来る月曜17日、半導体製造向けの年間設備投資計画を劇的に増やす発表を行う見込みの旨。現地メディアによると約$17.7Bの規模、Samsungの現状計画の倍以上となる旨。

◇Samsung to add LCD cell lines in Tangjeong (5月13日付け EE Times)
→Samsung ElectronicsのTangjeong(湯井) Crystal Valley LCD製造complex、途方もない規模が、グローバルLCDパネル市場の約1/3を占めるのも然るべきという印象を訪問者に与えている旨。
・ソウルの南西100km、Tangjeong Crystal ValleyにあるSamsungの不規則に広がるLCD製造拠点入口の写真
http://i.cmpnet.com/eetimes/news/online/2010/05/samsung400.jpg

半導体市況回復が、シリコン基板ウェーハ業界の出荷実績にも如実に表れている以下のデータである。

【Siウェーハ業界】

◇Silicon wafer shipments up (5月13日付け EE Times)
→SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)のSiウェーハ業界四半期分析。
2010年第一四半期の世界Siウェーハarea出荷総計が2,214M平方インチ、前四半期(2,109M平方インチ)比5%増、前年同期比136%増、2008年第三四半期以来の最高水準にある旨。

◇Wafer area shipments up 136% in Q1-While growth rates are moderate, current shipments are approaching pre-downturn levels, the SEMI Silicon Manufacturers Group reports. (5月14日付け Electronics Design, Strategy, News)

製造部門をGlobalFoundriesに切り離して、設計主体になったAMDであるが、そのGlobalFoundriesのファウンドリー業界最強のライバルであるTSMCに製造委託を行う動きである。それぞれの製造の強みを分けて利用する動きと思う。

【AMDの使い分け?】

◇AMD to use TSMC for Fusion processors, says report(5月13日付け EE Times)
→Digitimes発。GlobalFoundries社(Sunnyvale, Calif.)には如何ほどの妨げになるか、AMD社(Sunnyvale, Calif.)が、同社Fusionプロセッサ製造に、ライバルのファウンドリー、TSMCを使用する計画の旨。

◇AMD said to use bulk 40nm at TSMC for Fusion chips(5月13日付け DIGITIMES)
→業界筋発。AMDが、グラフィックスを統合した同社Fusion CPUsのウェーハstartsをbulk 40-nmプロセス技術を用いるTSMCに、関連backendサービスをSiliconware Precision Industries(SPIL)に委託する計画の旨。AMDからスピンオフした製造部門、Globalfoundriesも、Fusion半導体向けの受注を得ている旨。

iPad、そして次世代iPhoneと注目のアップルであるが、コスト、分解分析、IP係争と相次ぐ記事が見られる。

【アップル関係】

◇Next-gen iPhone could cost Apple $170-Analysts estimates based on upgraded display, CPU, camera(5月13日付け EE Times)
→アナリスト連の見方。次世代Apple iPhoneのbill of materials(BOM)コストが$169〜$175、現在のiPhone 3GSについての$156から大きく上昇する旨。16Gバイトメモリのhandsetsについての見積りであり、64Gバイト・モデルでは$250にコストが上がる可能性の旨。

◇A4 processor found inside next-gen Apple iPhone-Web pictures show teardown of handset expected in June(5月12日付け EE Times)
→インターネットに水曜12日出てきた分解写真&ビデオから、Apple社の次世代iPhoneは、新しいA4アプリ・プロセッサを使用、video captureをサポートする旨。

◇HTC asks ITC to stop iPad, iPhone, iPod sales in US(5月13日付け Electronics Design, Strategy, News)
→台湾のHTC社が、Apple社を相手取って今月Nokiaに続く2番目の提訴、特許5件(携帯機器のpower managementおよびtelephone dialer interaction関係)侵害として、米国でのiPhone, iPadおよびiPodの輸入および販売を停止するよう求めている旨。

アナリスト、投資家向けの説明会でのインテル社のメッセージが、次の通り出されている。

【インテルの投資家向け説明会】

◇インテル「数年間は2桁成長」、CEO見通し、新興国需要や家電強化で。(5月12日付け 日経 電子版)
→同社本社(Santa Clara)での投資家向け説明会にて、CEOのPaul Otellini氏。今後数年間の売上高の平均増加率が10%台前半になるとの見通し、パソコン需要が拡大している新興国における拡販や、薄型テレビをはじめとする家電分野の強化で成長軌道への回帰を見込む旨。パソコンの世界市場は、2010年の約3億5000万台から2014年には7億台近くまで拡大すると見る旨。 

◇Intel CEO says the ARM way is no way to make money(5月12日付け EE Times)
→Intel社のCEO、Paul Otellini氏が火曜11日、アナリスト&投資家の聴衆に対し、ARM Holdings plc(Cambridge, England)からの同社ビジネスに対する脅威は見えず、同社のものの代替となるいかなるプロセッサ・アーキテクチャーにも参画する意向はない旨。


≪グローバル雑学王−97≫

北朝鮮の景勝の地、観光の目玉そして今注目のレアメタルの宝庫としての現状を、

『北朝鮮を見る、聞く、歩く』(吉田 康彦 著:平凡社新書 500)…2009年12月15日 初版第1刷

よりつぶさに見ていく。上記筆者が実際に足を踏み入れて受けている感覚、思いがだんだんと伝わってくる。

※北朝鮮の最新動向ニュース:
北朝鮮、年齢理由に80歳の最高権力機関メンバー解任(5月15日付け asahi.com)
…朝鮮中央通信などによると、北朝鮮の最高権力機関にあたる国防委員会は、金鎰チョル委員を年齢上の理由で、委員や人民武力部第1次官などすべての職責から解任したと発表した。金氏は海軍出身で人民武力相も務めた。北朝鮮で年齢を理由に高官が解任されるのは異例。


[第7章 観光資源と鉱物資源
 −−−白頭山と金剛山、温泉・鉱泉・レアメタル]

*朝鮮民族の霊峰「白頭山」
・富士山に相当する朝鮮民族の霊峰 …2つ両方とも北朝鮮側に位置
 →白頭山(ペクトウサン)…中朝国境: 標高2750m
  : 秋冬春は雪に覆われ、夏は山頂の浮石が白く映えるところから命名
 →金剛山(→下記参照)
・白頭山を起点に、
 西に鴨緑江(アムノツカン)、
 東に豆満江(トウマンガン)、
 北方の旧満州方面に流れ出す松花江は、吉林からハルビンを経て黒竜江に合流

*「朝鮮」のルーツと「檀君神話」
・「朝鮮」…「朝が鮮やかな国」という意味
 →紀元前2000年ごろに興った「古朝鮮」にルーツ
  …檀君朝鮮、箕子朝鮮、衛氏朝鮮の3王朝が存在
   →「檀君」は白頭山に棲む山神の子孫とされる
・「檀君神話」→南北の歴史教科書に登場 ⇒霊峰として崇められる白頭山
・白頭山は、朝鮮民族だけでなく満州族にとっても聖地であり、霊峰である
□金正日出生地をめぐる神話
 …白頭山麓の密林には、金正日の生家という丸太小屋
 …指導者をめぐる神話や伝説はどこの国・民族にも存在

*観光開発進む景勝地「金剛山」
・金剛山 →北朝鮮の南端、つまり軍事境界線のすぐ北にそびえる
       …最高峰は毘盧峰(ビロボン)−標高1639m
・全山紅葉する秋が美しい
・日本の植民地時代から観光地として開発された温泉

*「現代グループ」による南北初の共同観光事業
・金剛山観光事業開設の突破口 
 →韓国の財閥「現代(ヒヨンデ)グループ」の鄭周永(チョンジュヨン)会長(故人)
  …1998年、2度にわたって牛500頭を北の農民に寄付
 ⇒一般の韓国人が北朝鮮領に足を踏み入れられるようにした民間人実業家の努力の賜物
・2008年に射殺事件 →李明博政権の対「北」強硬策で中断
 ⇒2009年9月、再開で合意が成立
□南北離散家族再会
 …南北に別れ別れになったまま再会を果たせない親子・兄弟・親戚縁者が1000万人存在
 …再会規模の大幅拡大が望まれる

*金日成が急死した保養地「妙香山」
・自然のたたずまいの美しい妙香山(最高峰の標高1909m)
 →金日成がここの別荘において、1994年7月8日未明、心筋梗塞で急死
・妙香山の入口にあるピラミッド型、14階建てのモダンなホテル、「香山ホテル」
 →「米朝枠組み合意」、六者協議の「北京合意」によるIAEA(国際原子力機関)の査察官・監視官の定宿
・北朝鮮の7割以上が山岳地帯 …少なくない山岳の名勝
□国際親善展覧館 (妙香山にある)
 …金日成・金正日父子に外国の指導者・企業経営者・著名人から贈呈された品物を陳列した緑色の瓦屋根の朝鮮式建物
 …力道山(「北」出身)からのメルセデス・ベンツも
 …入口では、中国から贈られた金日成の「そっくりさん」蝋人形に最敬礼

*温泉天国・北朝鮮
・北朝鮮に薬用鉱泉、温泉が142ヶ所  日本…2,000ヶ所以上(世界一)
                        韓国…  12ヶ所
・2008年に著者らが一泊した龍岡(リョンガン)温泉
 −VIP用の高級温泉という印象
 −平壌からバスで1時間
 −一泊二食付きで120ユーロ(1万6000円)…平壌市内の高級ホテルとほぼ同じ料金

*「レアメタル」の宝庫
・耐熱性・耐蝕性・磁性などで優れるレアメタル
 →北朝鮮はその宝庫、ほとんどが未開発状態
・2009年8月4日付け『朝鮮新報』(朝鮮総連機関紙)
 →北朝鮮には、500種類の鉱物資源が埋蔵、経済的に価値のある有用鉱物は内200種類
・大韓鉱業振興公社は2008年1月、北朝鮮の鉱物資源の総額を3兆ドルと推計

*「レアアース」確保に着々と進出する中国企業
・北朝鮮のレアメタル開発で最も先んじているのが中国企業
 …中国自身がレアメタルの世界最大の生産国
・47種類の「レアメタル」のうち、17元素を、業界は「レアアース」として区別
・「レアアース」の埋蔵量は中国が全世界の30%、生産量は80%以上
 …日本は総需要の90%以上を中国からの輸入に依存
 →「レアアース」の宝庫、北朝鮮について、中国がほぼ独占的に採掘権を確保している現状

*鉄も銅も石炭も−−中国の経済植民地化を憂慮する「北」の専門家
・緊密の度を増す中朝の経済協力 …北朝鮮全土が経済的には中国の植民地に
 →北の貿易総額45億ドル(2008年)の60%が中朝交易
 →エネルギー・消費物資の80%が中国に由来
□核燃料も純国産
 …核兵器開発に不可欠な製造のノウハウと材料のウラン、北朝鮮にはその双方

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