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21年2Qにおける世界のスマホ出荷数量、1年前より13.2%成長

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2021年第2四半期における世界スマートフォンの出荷数量は、前年同期比13.2%増の3億1320万台になった。これは米市場調査会社のIDCが発表したもの。この期間は特にドライバというべき新製品がなかったのにもかかわらず昨年よりも大きく伸びた。ただし、大きく落ち込んだ2020年からのリバウンドであるともいえる。

表1 2021年第2四半期におけるスマートフォンの出荷数量 単位は百万台 出典:International Data Corp.

表1 2021年第2四半期におけるスマートフォンの出荷数量 単位は百万台 出典:International Data Corp.


上位5社の内最も多く伸ばしたのは、小米(Xiaomi)であり、前年比86.6%増の5310万台となっており、トップのSamsungに迫りつつある。1年前は、小米はSamsungの約半分程度のスマホを出荷していたが、今期はSamsungの5900万台に近づき、その背中が見えてきたと言えそうだ。華為科技は大きく落とし上位5社の圏外になった。全出荷数の3億1320万台は、2017年第2四半期での3億4800万台と比べると、まだ回復していない。

IDC(International Data Corp.)によると、車載半導体やパソコンやディスプレイ向けのICが供給不足の影響を被ったのに比べ、スマホ市場は幸運にも影響は少なく順調に数量を伸ばしたという(参考資料1)。それも5Gが売れているが、5Gだからと指定して買う客は少なく、スマホが初めての客や買い替え客などが最新モデルとして5Gを買うと見ている。

最近、LGがスマホビジネスから撤退し、華為も出荷数量を大きく落としてきているが、残りのサプライヤのシェアが増えている。特に小米が急伸しAppleを抜いた。これまで華為やLGの人気があった中国と米国では、様子が違ってきた。米国ではMotorolaやTCL、OnePlusなどが伸びており、中国では小米やOppo、Vivo、Appleがいつまで伸び続けるかという疑念が出ているという。

Appleのハイエンド品は中国でさえも人気が高く、800ドル以上の製品モデルでは72%という市場シェアを得ているという。逆に中国製のスマホは欧州、中南米、中東、アフリカで伸びているとしている。

参考資料
1. The Global Smartphone Market Grew 13.2% in the Second Quarter Despite Supply Concerns and Vendor Shakeups, According to IDC, IDC (2021/07/29)

(2021/08/04)

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