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2007年の世界半導体市場、iSupply社6%増に下方修正

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在庫調整、メモリ価格は当初に織り込み済み要因

 2007年の世界半導体市場について、下方修正が関係機関や調査会社から発表されているが、iSupply社も、同様に下方修正の発表を行った。

 iSupply社は、当初予測の8.1%を2.1ポイント下げて6%増に修正。下方修正の背景として、「在庫調整と相俟ってメモリ価格が下降したことが、07年Q1の半導体市場の6.2%減となった」としたが、「メモリ市場の軟化や在庫調整は当初から予想されていた要因」とし、同期の6.2%減のうち、これらの要因による下降は、5.4%を占めるとの判断から、2007年の通期では2.1ポイント減の6%増の成長を見込んでいる。

2007年の世界半導体市場

 同社は、2008年は8.8%増、2009年は2.7%増、2010年は8.5%増、2011年は9%増を予想している。


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