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半導体前工程への投資、19年後半から増加へ、SEMIの見通し

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SEMIは、2019年における前工程の半導体製造装置市場は484億ドルと、前年比19%減と減少するものの、2020年には同20%増の584億ドルに上昇するという見込みを発表した。この見通しは、これまでの2019年/2020年予想額の下方修正となっている。

Fab Equipment Spending by Half Year

図1 半導体前工程への投資額の見通し 出典:SEMI


2017年、2018年と半導体製造装置市場をけん引してきたのはメモリ。2019年におけるメモリへの投資額は、同45%減少する見込みであるが、2020年には45%増と回復して280億ドルに達すると見ている。それでも2017年、18年のレベルには届かないとしている。SEMIは、19年の後半にはメモリが回復すると見ており、前半の48%減を補うように後半は23%増とみている。

Micron TechnologyがDRAMの広島工場の拡張と新設によって投資額(公式には明らかにしていない)が増えると思われるが、2018年にも投資をして拡張工事が一部終わり、すでに稼働し始めている(参考資料1)。SamsungやSK Hynixは投資を減額すると伝えられており、19年後半の投資額が前年同期比23%増に行くかどうか、意見が分かれるだろう。最近は短期にビジネスを見るファンドが株主となっているため、景気低迷期に投資し回復期に一気に市場をとるという戦略が使えなくなってきている。

ファウンドリへの投資は、前半に同40%増、後半は同1%増となっており(図1)、総合的に29%増と見込まれている。またマイクロへの投資はマイクロプロセッサラインへの投資であるため、Intelの投資がそれを表している。つまりIntelの10nmラインへの投資が40%増えることになる。19年前半は同16%増、後半は同9%増と比較的安定な状況だとSEMIは見ている。


参考資料
1. Micronが広島工場に数十億ドルを投資する理由 (2019/06/12)

(2019/06/13)

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