半導体産業の潮流から今年を占う〜エグゼクティブサマリーレポートを発行
今年の半導体産業はどうなるか、今年もまた世界中のアナリストのデータと取材を元に占ってみた。これを特集記事として2013年の半導体市場展望を企画した。この記事は、ウェブではなく紙媒体の「セミコンポータル エグゼクティブサマリーレポート」に掲載した。本全体は185頁建て。
図 エグゼクティブサマリーレポート2013年2月号
セミコンポータルはウェブベースの情報を提供しているが、唯一紙ベースの情報提供がこのエグゼクティブサマリーレポートである。この本は、市場展望の特集と、昨年後半(2012年7月1日〜12月31日)にセミコンポータルのウェブに掲載された記事を厳選して転載したもの。紙でじっくり読みたいと思われる読者に向く。
セミコンポータルの記事の最大の「売り」は、世界の半導体業界、エレクトロニクス/IT業界のトレンドを知ることができるという点である。少なくともセミコンポータルの記事をフォローしている限り、世界のメガトレンドから取り残されることはないようにコンテンツを作っている。
ここで紹介する記事は、日本の半導体産業の動きだけではなく、世界半導体のトップ企業にも取材しているため、技術や製品、ビジネスのトレンドがどこに向かおうとしているのかがわかる。彼らが自社の技術と、製品のトレンド、そして時代の流れをどう捉えているのかを記事に反映しているからだ。さらに企業トップのビジョンも聞いている。故スティーブ・ジョブズ氏がビジョナリカンパニーと言っていたように、ビジョンを持って社会を変えていくことが半導体・エレクトロニクス・IT企業の役割である。こういったビジョンを経営者と社員が共有していることが勝ち組企業の共通パターンでもある。
ここ十数年、世界の半導体産業は成長しているのに日本だけが成長していない、という状況が続いている。これを打破するためには、世界の半導体がどのようにして成長しているのか、これから先はどのようにして成長させようとしているのか、を知ることがまず第1歩である。世界と一緒に成長していくために自分の会社はどのようにしていくべきなのか。そのお手本は世界にある。
毎年数回、海外取材を行い、世界の動きを敏感に察知し、それを記事として掲載する。海外企業のCクラスエグゼクティブ(CEOやCFO、CTOなどCの付く人たち)への直接インタビューによって成長のビジョンを紹介する。これがセミコンポータルの強みである。視点はあくまで、日本の半導体産業がどのようにして成長していくべきかのヒントを提供することにある。
セミコンポータルは自信を持って、半導体・ITのメガトレンドの提供に力を注いでおり、セミコンポータルの会員になって得する価値のある情報にフォーカスしている。会社の成長すべき方向とセミコンポータルが提供する方向が一致していれば、間違いなく世界の潮流に乗り、世界の半導体メーカーと共に成長していける。セミコンポータルが提供するコンテンツの価値はこれに尽きる。
このエグゼクティブサマリーレポートは、大きな潮流を知るためのウェブ記事と、それを把握した上で今年の半導体産業の見方を調べた特集で構成されている。エグゼクティブサマリーレポートは下記の申込書にて購入可能:
http://www.semiconportal.com/commerce/ebook/pdf/Executive_Summary.pdf
レポートの価格は6000円(税込)。