NvidiaのGTC開発者会議で示されたロードマップ

先週、Nvidiaが自社主催の開発者向けイベントGTC(GPU Technology Conference)をサンノゼのSAPセンターで開催、日本時間3月19日の早朝2時からJensen Huang Nvidia CEOの基調講演から始まった。GPUの新しいロードマップを紹介し、サーバー用としてシリコンフォトニクスを利用した光ファイバ接続をコンピュータラック間、ラック内が来る時代を紹介した。 [→続きを読む]
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先週、Nvidiaが自社主催の開発者向けイベントGTC(GPU Technology Conference)をサンノゼのSAPセンターで開催、日本時間3月19日の早朝2時からJensen Huang Nvidia CEOの基調講演から始まった。GPUの新しいロードマップを紹介し、サーバー用としてシリコンフォトニクスを利用した光ファイバ接続をコンピュータラック間、ラック内が来る時代を紹介した。 [→続きを読む]
先週は、半導体の経済指標を示す台湾のIT/半導体の主要企業19社の2月の売上額が示され、前年同月比(YoY)で43.7%の増収があった。また世界半導体の1月の販売額が同17.9%増を示した。Intelの製造をTSMCなどが出資するという話もある。グーグルがロボットに生成AIを導入したというニュースがあったが、ロボットが自律的に動くようになる。日本のラピダスの売上額がまだ立たないため、今後の出資に官民の動きに注目が集まっている。 [→続きを読む]
先週、気になる大きなニュースが2件飛び込んできた。一つはTSMCが米国に1000億ドル(約15兆円)を投資して、現在のアリゾナ工場とは別に3工場を新設する。もう一つはArmがマレーシアに工場を作るというニュースだ。SoCチップを設計するビジネスに入ったというニュースが1カ月ほど前にあったが、その裏付けになりそうだ。 [→続きを読む]
先週はニュースが立て込んだ。Nvidiaの決算報告(参考資料1)をはじめ、Appleがテキサス州に新工場を設立するというニュースや、Amazonが生成AIを導入した音声アシスタント「アレクサ・プラス」などがあった。さらにWestern DigitalがNANDフラッシュ部門であるSanDiskをスピンオフさせ、ナスダック証券取引所に上場させた。 [→続きを読む]
米中貿易摩擦によって、自国内でモノづくりをせざるを得なくなってきた中国は、その生産力を付けてきた。一方で、Appleがサーバー工場をテキサス州に作ることを発表、日本は自国内に発電所に沿った形でAIデータセンターを作るという構想を発表した。中国の力はどの程度なのか、おぼろげながらその像が少しずつ見えてきた。 [→続きを読む]
先週、キオクシアとソニー、中国SMICから2024年第4四半期(10〜12月期;4Q)の決算発表があった。キオクシアが回復、ソニー半導体は昨年並み、SMICは30%成長超えという結果だった。台湾の月次が発表され、TSMCは相変わらず急成長だ。小さな記事でTSMCの取締役会が米国で開催されるというニュースがあった。 [→続きを読む]
パソコンやスマートフォン、産業機器、自動車など、データセンター以外の半導体市場は、ようやく底を打ち、回復に向かい始めたようだ。先週、MediaTek、ルネサス、AMDなどの決算発表からわかった。また国内の半導体も産総研の社会実装計画として量子コンピュータをはじめ、ラピダスへの銀行融資も実現が見えてきた。米国ではTSMCが初めて台湾以外で取締役会を開催することになった。 [→続きを読む]
1月20日に中国DeepSeekは、開発した生成AI 「R-1」はチャットGPTよりも短期間で、しかも少ないGPUで学習させたと発表、米国のAIと半導体業界が大騒ぎになった。米国のAI研究者の間でも肯定的と否定的な意見に分かれている。また、先週はSamsungとIntel、ASMLの決算報告が発表され、Samsungの成長鈍化とIntelの2024年度赤字、ASMLの受注増などが報告された。メモリではSK hynixがSamsungに迫りつつある。 [→続きを読む]
ラピダスへ政府や民間から出融資をしやすくするための法改正が進んでいる。これまでのような補助金とは異なる方式のため法改正が必要となる。先週SK hynixの2024年4Q(第4四半期)決算発表があり、前年同期比75%増の19.77兆ウォン(2.17兆円)となった。HBM(広帯域メモリ)で先行するSKを追いかけるMicronはシンガポールに新工場を設立する。 [→続きを読む]
2025年もAIデータセンター需要が活発になることを多くのアナリストが指摘しているように、TSMCが史上最高の900億ドル(13.5兆円)を売り上げたのをはじめ台湾のAI向けビジネスは好調だ。長期的にEV需要に応えるため、Infineonがタイに後工場を設立、ルネサスは新型パワーMOSFETを発売し、SCREENはパワー半導体需要の200mm製造装置の新工場を設立する。 [→続きを読む]