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3月に最もよく読まれた記事は、九州のシリコンアイランドを紹介したもの

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2022年3月に最もよく読まれた記事は、「高まる九州シリコンアイランドの価値〜人材育成強化、国内生産43%シェア」であった。これはブロガーの泉谷渉氏が半導体産業の多い九州について現状を紹介したもの。九州には昔から半導体企業とそのサプライチェーンの企業が集積している。

次に読まれた記事「NANDフラッシュの最新ランキング、キオクシアは2位をキープ、3位にWD」では、NANDフラッシュメーカーの市場規模とメーカーの販売額を表した調査会社TrendForceのレポートを紹介した。

3番目によく読まれた記事は、「NANDフラッシュの2022年設備投資は過去最高へ、200層争いに突入」であった。NANDフラッシュは100層を超える大容量化時代を迎え、ストレージメモリ各社が設備投資を積極的に展開している。メモリセルの層数を増やして大容量化を図ろうとすると工程時間が長くなる。このために装置の台数を増やす、あるいは装置のスループットを上げることで対処する。設備投資額は増えざるを得ない。

第4位の「米中の半導体新仕組みやTSMCの日本での活動などの疑問を明確に」は、ブロガーの服部毅氏がSPIマーケットセミナーでの質問を紹介したもので、わかっている範囲での実態を述べている。

第5位の「現実的になってきたソニーの自動車生産」は、ソニーとホンダが電気自動車で提携するというトピックを解説したもの。ソニーはクルマを作れても、量産で消費者に提供するとなると全く別の話しである。誰がどのような乱暴な運転をしても壊れないクルマを作るという自動車メーカーと、耐久年数がせいぜい数年の民生用電子機器を製造してきたエレクトロニクスメーカーとは企業文化が全く違う。このため、合弁企業で自動車を作るという選択は理に適っている。

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