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半導体製造装置のB/Bレシオは最悪の0.73まで低下

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日本製半導体製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)が0.73と先月の0.85からが0.12ポイントも減少した。B/Bレシオは3ヵ月の移動平均で表わされた数字であるため、急激に落ちることはない。しかもここ2ヵ月くらいは比較的緩やかな減少を示してきた。しかし、今回の落ち込みはきつい。

半導体製造装置 日本製装置 受注高/販売高


3月だけを見ると、B/Bレシオは何と0.61である。1月、2月の単月のB/Bレシオはそれぞれ、0.79、0.88だから余計、この落ち込みの程度がわかるというもの。3ヵ月の移動平均は大きな傾向はわかるが、個々の動きは隠れてしまうため、3ヵ月の移動平均だけではなく単月の移動平均にも注意を払う必要があろう。

1月、2月と見ている限り、そろそろ底に近いかもしれないと思われたが、この落ち込みで油断禁物であることを改めて感じた。また、B/Bレシオの推移を見ていると、昨年6月に1.02と1.0を超えて以来、9ヵ月連続1.0を下回っている。昨年の12月には0.99と1.0に肉薄したが、越えられなかった。しかも、その月の0.99をピークにB/Bレシオは下がり続けている。残念ながら、底はまだ見えない。

昨年の販売実績と比べると、昨年の9月までは前年よりも多いプラス成長で、10月、11月と2ヵ月連続横ばいを経て、昨年の12月以降はずっと前年割れが続いている。前年よりも大きくマイナスになった月が実はこの3月である。


半導体製造装置 日本製装置 販売高


半導体製造装置 日本製装置 受注高


ところが、受注額を見ると1年以上に渡って前年割れのマイナス成長が続いている。受注グラフをよく見ると、2006年は3月、6月、9月、12月と3ヵ月ごとに受注のピークが来ていたが、2007年以降はその傾向までなくなってしまった。すなわち、漸近的に低下傾向を示している。3月が2月よりも増えているのは、毎年年度末の駆け込み需要にすぎないため、本格的な市場回復はまだ来そうもない。

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