セミコンポータル
半導体・FPD・液晶・製造装置・材料・設計のポータルサイト
セミコンポータル

組込ソフト牽引となりインド半導体市場2015年には世界の6.5%に

|

 インドの電子機器生産は2005年、前年比25%の成長となり、今後も高い成長率が見込まれ、2007年には40%増、2010年には34%となることが見込まれている。2010年〜2015年の世界の電子機器生産の成長率と比較すると、インドのそれは、5.5倍の成長率になるものと推定されている。2015年、インドの電子機器消費は3,630億ドルに達すると見られており、全世界の電子機器生産の11%を占める規模となる。(India Semiconductor Association(ISA)発表)

 一方で、インドの電子機器生産量は2015年に1,550億ドルになるものと推測され、その約10%に当たる155.2億ドルが半導体の需要を創造することになると期待されている。


電子機器生産の成長率 インド対世界
電子機器生産の成長率 インド対世界出典:India Semiconductor Association(ISA),Frost & Sullivan


 インドの半導体市場は2003年は世界の1%以下の規模であったが、2005年には1.2%になり、2007年には2%レベルになると予想されている。シェアはその後も増加傾向にあり、2010年には3.4%、2015年には6.5%になることが期待されている。2010年から2015年までの年平均成長率は29.8%となる。

世界の半導体市場におけるインド市場のシェア 世界の半導体市場におけるインド市場のシェア出典:India Semiconductor Association(ISA),Frost & Sullivan


 組込ソフトウエアの開発は3倍のエンジニアリングを要する。電子機器における組込ソフトウエアの数も増え、さらに、プログラム可能でかつフレキシブルな電子製品への需要が高まることから組込ソフトウエアの市場は拡大していくことが予想される。
 組込ソフト設計の売上高は、2005年32.5億ドルであったが、2010年には144.2億ドル、2015年には430.7億ドルに達するものと予想されている。年平均成長率は30%となる。また、エンジニアリングリソースとしては、2015年には、78万人のエンジニアの市場を創出することとなる。

半導体関連市場規模予測 半導体関連市場規模予測

月別アーカイブ

Copyright(C)2001-2024 Semiconductor Portal Inc., All Rights Reserved.