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最新OSAT世界ランキング、Amkor、ASEとの距離を詰める

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2020年第3四半期における最新のOSATトップテンランキングが発表された。発表したTrendForceによると、トップのASEからAmkor、JCET、SPILとトップ10位まで順位は昨年同期と変わっていないが、金額は大きく伸びている。上位10社の売上規模は、前年同期比12.9%増の67億5900万ドルに成長した。

Revenue Ranking of the Global Top 10 OSAT Companies, 3Q20

図1 2020年第3四半期におけるOSATランキング 出典:TrendForce


第2四半期は軒並み20%〜30%という大きな成長を遂げていたが、華為特需であった。9月15日から華為への輸出が制限されるようになるため第3四半期は少しブレーキがかかると思われたが、やはり2桁成長をキープした。今回は、やはり5GやWi-Fi 6の需要が増え、クルマ用チップの回復などが奏功した。

今回、売上額1位の台湾ASEは同15.1%増の15億2000万ドル、2位の米Amkorは24.9%増の13億5400万ドルとなり、1位と2位の順位は違わなかったが、その差は徐々に詰まってきている。ただし、差というのは適切ではない。というのは両者とも成長しているからだ。例えば、2017年上半期、1位のASEは2位のAmkorに対して1.32倍、2018年下半期は1.27倍に縮まり(参考資料1)、2020年第2四半期には1.22倍(参考資料2)、そして今回の2020年第3四半期は1.12倍と縮まってきた(参考資料3)。

この中で、中国企業3社(JCET、TFME、Hua Tian)の内、TFMEだけが13%増のプラス成長を遂げたが、これはAMDのCPUとGPUチップのパッケージを手掛けていたからだという。華為は未だに台湾SPILと台湾KYECの主要な顧客だが、それぞれ17.5%増の8億9700万ドル、11.6%増の2億5100万ドルと成長した。

また、台湾のOSATメーカーのPTIは14.2%増の6億4700万ドルを記録したが、これは当初予測よりも低かったという。メモリ用のパッケージングとテスト需要が伸びなかったからのようだ。PTIはメモリ製品パッケージングの長期的な依存性を弱めるためにビジネスモデルの見直しをやってきていた。

次の第4四半期にOSAT市場はさらに伸びるとTrendForceは見ており、クルマ用の液晶パネルや大型ディスプレイ、5G通信、Wi-Fi 6などの製品が回復基調にあるとしている。

参考資料
1. 半導体後工程請負OSAT世界トップテンランキング (2018/06/19)
2. 後工程請負OSAT市場、2020年2Qにおける最新上位10社ランキング (2020/08/18)
3. Top 10 Largest OSAT Companies’ Revenues Exceed US$6.7 Billion, While Amkor Scores Highest YoY Growth, According to TrendForce (2020/11/16)

(2020/11/18)

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