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世界ファウンドリランキング、TSMCのシェアさらに拡大

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ファウンドリ産業が5年連続5%以上の成長を遂げている。2017年は前年比7.1%増の573億米ドルの市場規模に達する見込みだ、と台湾をベースにする市場調査会社のTrendForceが予想を発表した。これによると1位のTSMCは8.8%増の320億ドルを見込んでおり、市場シェアがこれまで最高の55.9%になる見通しだ。

表1 世界ファウンドリのトップ10社ランキング 出典:TrendForce

表1 世界ファウンドリのトップ10社ランキング 出典:TrendForce


第2位は米GlobalFoundriesで8.2%増の54億ドル、3位台湾UMCは6.8%増の49億ドル、4位2.7%増の韓国Samsungが44億ドル、5位は6.3%増の中国SMICの31億ドルと続いている。以下6位は14億ドルでイスラエルのTowerJazz、7位台湾Powerchip10億ドル、8位台湾Vanguard International Semiconductor (VIS)の8.17億ドル、9位中国のHua Hong Semiconductorが8.07億ドル、10位韓国Dongbu HiTekの6.76億ドルとなっている。

TSMCは10nmノードのプロセスを開始しておりその売り上げは37.2億ドルになるとみる。微細化の先端はSamsungもTSMCと並んでおり、SamsungはAppleのiPhone向けプロセッサを失ったものの、QualcommのSnapdragon 835を受注したものの、Qualcomm頼みの10nmプロセスにとどまっている。UMCは今年14nmプロセスサービスを始めたが、全売り上げの1%にしか達しておらず、まだ同社の主力にはなっていない。

同様に、中国のSMICは28nmプロセスのサービスを今年始めたが、生産量がまだ限られており、同社の売り上げにまだ寄与していない。

最も伸びが大きいと予想しているのはPowerchipで、18.9%増の10.35億ドルになるとみている。PowerchipはかつてDRAMを製造しており、ファウンドリに転身し成功したわけだが、今年に限ればメモリバブルの様相を示したため、DRAM製造ファウンドリが奏功したと言えそうだ。

(2017/11/30)

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