セミコンポータル
半導体・FPD・液晶・製造装置・材料・設計のポータルサイト
セミコンポータル

半導体研究開発費ランキング、1位はIntelだが2位はQualcomm

|

半導体メーカーの中で、どこが最も研究開発費を使っているか、というトップテンランキングを、調査会社のIC Insightsが発表した。これによると、1位はやはりIntelだが、日本も大手2社が入っている。

表1 世界半導体企業の研究開発費トップランキング 出典:IC Insights

表1 世界半導体企業の研究開発費トップランキング 出典:IC Insights


Intelの研究開発費は第2位のQualcommの3倍以上と多い。とはいえIntelが対前年比5%増にとどまった一方で、Qualcommの研究開発費は同28%増と大きく増えている。Qualcommは売上額の20%を研究開発費にあて、前年と同じ割合をキープしている。

パソコン産業の次はモバイル産業と、相場が決まっているが、Intelはモバイルに必要なワイヤレス通信技術や低消費電力技術(パワーマネジメント含む)などに力をシフトしてきている。同社の半導体売上額に対する研究開発費は、2013年には22%と、2012年の21%、2011年の17%から上がってきている。

第4位のBroadcomは、2013年に半導体売上額の30%を研究開発に費やしており、このトップ10社の中で、売上額に対する研究開発費の割合が最も高い。BroadcomはM&A(企業買収)で成長してきた企業であり、それによって製品ポートフォリオを広げてきた。このため研究開発費の割合は非常に高く、2001年と2002年は売上と同等額を研究開発に充てていたとIC Insightsは分析する。ただし、2006年以降は売上額と同じ伸びで研究開発費を充ててきたという。

半導体の売上額2位のSamsungは研究開発費をそれほど使っていない。SamsungはIBM Common Platformプロジェクトに入っているため、Samsung自身の研究開発費が少ないのだとIC Insightsは見ている。加えて、DRAMとフラッシュメモリに集中しており、これらは研究開発投資よりも設備投資が必要な産業であるため、研究開発費が少ないのだとも見ている。

地域別の企業数は、米国5社と圧倒的に多く、日本2社、欧州1社、韓国1社、台湾1社ということになる。米国はやはり研究開発費をキープし、イノベーションを起こしているという姿が浮き彫りになる。

(2014/02/28)

月別アーカイブ

Copyright(C)2001-2020 Semiconductor Portal Inc., All Rights Reserved.