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受注額、販売額とも上向いて推移しているB/Bレシオ

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SEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した5月のB/Bレシオは3ヵ月の移動平均で1.13と、依然として1.0を超える好調さで推移している。3ヵ月の移動平均での販売が942億3300万円、受注は1061億8600万円となった。

B/Bレシオは1.13 出典:SEAJ

B/Bレシオは1.13 出典:SEAJ


暫定値ではあるが、受注額、販売額とも連続して増えている。4月は1.07とB/Bレシオが1月の1.36からずっと落ちてきていたため、危ぶむ声も出ていたが、セミコンポータルはさほど気にすることではない、と見ていた。受注額、販売額とも伸びているからだ。いずれか一方が減ってきているのであれば黄色信号だが、どちらも伸びており、B/Bレシオだけが1.0以上でもやや減少傾向があった。5月は販売額が少ししか伸びず、受注額が順調に伸びてきたため、B/Bレシオは4月の1.07から1.13へと増えた格好になった。

これらの金額は、日本製の半導体製造装置についての数字であり、海外へ輸出した分も含まれている。すなわち海外企業の分が寄与しているといえる。

(2010/06/17)

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