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盛り返す中、相続く問題意識:AI規制、顔認識技術、サイバー攻撃

5G、データ処理など力強い半導体需要から、Intel、TSMCはじめ直近四半期の好調な業績発表が行われるとともに、半導体製造装置のbillingsデータも2019年末にきて大きく好転している。市場の盛り返しの中で、IT巨人のGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)を軸に、AI規制のあり方、顔認識技術の可否が論議されるとともに、三菱電機へのサイバー攻撃、Amazonのトップ、ベゾス氏のハッキング被害などと、プライバシー保護のルール整備そして危機管理の対応が相次いで喫緊に求められる現状である。折も折、世界経済フォーラム(WEF)の年次会合(2020年1月21-24日:スイス東部Davos)においてもIT巨人による寡占化の流れなど取り上げが見られている。

≪市場のさらなる好転に向けて≫

世界経済フォーラム(WEF)の年次会合関連で、いくつか取り出しである。

◇世界の分断修復なるか、ダボス会議、21日開幕 (1月21日付け 日経 電子版 00:00) →世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)が21〜24日、スイス東部ダボスで開かれる旨。環境破壊や貧富の差などグローバル化の「ひずみ」があらわになるなかで、世界の分断をどう修復するか。すべてのステークホルダー(利害関係者)が恩恵を受ける資本主義をめざして、国家首脳や経営者ら総勢約3000人が討議する旨。

◇Google promises to protect privacy as it eyes opportunities in healthcare (1月22日付け SILICON VALLEY BUSINESS JOURNAL)
→Davos, SwitzerlandからさらにAlphabet社のCEO、Sundar Pichai氏より:
ヘルスケアが、artificial intelligence(AI)に向けて次の大きな未開拓の領域と見る旨。Reuters発、Google社のCEOでもあるPichai氏はWorld Economic Forum(Davos)でのパネル討議で、AIが向こう5-10年で健康の成果を改善する可能性がある旨。

◇ネット規制・技術で乱れる足並み、ダボス会議、「ブロック化」に懸念 (1月23日付け 日経 電子版 16:44)
→世界経済フォーラム(WEF)の年次会合(ダボス会議)では、世界のIT企業のトップが米中対立を背景としたインターネットや先進技術の枠組みの分断に相次いで懸念を表明した旨。プライバシー保護などのルール整備が急務だが、国や地域の足並みはそろっていない旨。このままでは経営体力を持つ巨大企業に有利となり、寡占の流れを助長するとの声も出た旨。

IT巨人の間での応酬、そしてIT巨人に対する各国政府という本年のグローバル経済戦争の様相の読みが、あらわされている。

◇Apple's privacy software allowed users to be tracked, says Google (1月22日付け SILICON VALLEY BUSINESS JOURNAL)
→Googleの研究者たちが、ライバル、AppleのSafari web browserにおける複数のセキュリティ欠陥の詳細を暴露、影響を受けたtoolは特にプライバシー保護に向けて設計されているという事実にも拘らず、ユーザのbrowsingの振る舞いの追跡が行なえる旨。Intelligent Tracking Preventionとして知られるanti-tracking featureにおいて皮肉にも見い出された該欠陥は、最初に昨年8月GoogleによりAppleに対して示された旨。

◇How Tech Taxes Became the World’s Hottest Economic Debate-Digital taxes take center stage in global economic debate-A global push to tax the digital services of Silicon Valley giants has raised the specter of a new tariff war and added urgency to international talks. (1月23日付け The New York Times)
→インターネット検索、online shoppingおよびsocial mediaを供給するアメリカのハイテク大手に課税する海外政府による動きの高まりが、2020年最大のグローバル経済戦争として急速にあらわれている旨。

相続く問題意識、まずはartificial intelligence(AI)の規制について関連する内容である。世界経済フォーラム(WEF)でも該規制の優先順位が示されている。

◇Why Google thinks we need to regulate AI (1月20日付け SILICON VALLEY BUSINESS JOURNAL)
→AlphabetおよびGoogleのCEO、Sundar Pichai氏が、Financial Timesに向けたop-ed(opposite the editorial page)においてartificial intelligence(AI)の責任のある開発に向けて自説を展開の旨。

◇IBM unveils Policy Lab, advocates ‘precision regulation’ of AI-IBM Policy Lab will address AI tech regulation (1月21日付け VentureBeat)
→IBMが、policymakersに向けたinitiative、IBM Policy Labを正式発表、World Economic Forum(Davos)にて明日行われるパネル討議に先立って技術においてあらわれ来る問題に向けてのrecommendationsを携える旨。該パネルは次のメンバー:
 IBM CEO              Ginni Rometty氏 …ホスト役
 Siemens CEO            Joe Kaeser氏
 White House Deputy Chief of Staff for Policy Coordination
                  Chris Liddell氏
 OECD Secretary General       Angel Gurria氏
IBMはまた、complianceおよびexplainabilityを目指したいくつかなど、AI規制の優先順位一式の概要を示している旨。

◇シンガポールなど3カ国、デジタル貿易で新協定 (1月21日付け 日経 電子版 21:32)
→シンガポール、ニュージーランド、チリは21日、デジタル貿易に関する新協定「デジタル経済パートナーシップ協定(DEPA)」交渉で実質妥結した旨。国境を越えたビッグデータの移管や人工知能(AI)など先端分野に関するルールを盛り込んだのが特徴。電子商取引の拡大や技術革新に対応したルールをいち早く確立して貿易量を増やし、企業や投資を呼び込む狙い。

次に、顔認識技術については一時的禁止を求めるEU提案に対し、GoogleとMicrosoftの分かれ方である。

◇Alphabet CEO backs temporary ban on facial-recognition, Microsoft disagrees (1月20日付け Reuters)
→顔認識技術を一時的に禁止するEUの提案が月曜20日、AlphabetのChief Executive、Sundar Pichai氏からの支持を得たが、MicrosoftのPresident、Brad Smith氏からは冷たい反応となっている旨。

◇Sundar Pichai supports calls for moratorium on facial recognition (1月21日付け SILICON VALLEY BUSINESS JOURNAL)
→Googleの親会社、Alphabetのchief executive、Sundar Pichai氏が、顔認識技術の一時的禁止の要求を支持する一方、regulatorsはそのリスクを評価、本件についての重要なEU提案の発行の数日前のことの旨。Brusselsでの通商イベントにて講演、Pichai氏は"不埒な"理由で用いられる可能性ゆえ、同社は汎用顔認識サービスを展開しないことにした、としている旨。 同氏は、regulatorsが該技術の使用についてガイドライン&規則を置くべき、と論じている旨。

そして、三菱電機へのサイバー攻撃、ベゾス氏のハッキング被害、と以下続くが、許せず油断ならない危機管理の対応領域の内容である。

◇【独自】狙いは中間管理職の端末、三菱電機を周到に攻撃 (1月20日付け 朝日新聞DIGITAL 05:00)
→日本の防衛産業や重要な社会インフラを支える大手総合電機メーカーの三菱電機が大規模なサイバー攻撃を受けていた旨。外部に流出した恐れがある情報は、防衛関連のほか、人工衛星や電力、通信、鉄道会社のシステムに関するものなど広範囲に及ぶ旨。安全保障や国民生活への影響が懸念される旨。関係者によると、三菱電機が社外からの不正アクセスの疑いに気づいたのは昨年6月下旬。情報技術総合研究所(神奈川県鎌倉市)のサーバで不審なファイルの動作を検知したのが端緒だった旨。同じファイルが中国の拠点や他の複数の拠点でも見つかったため、大規模なサイバー攻撃を受けた可能性があるとみて本格的な調査に乗り出した旨。

◇三菱電機にサイバー攻撃、中国系か、防衛情報流出恐れ (1月20日付け 日経 電子版 10:38)
→三菱電機は20日、大規模なサイバー攻撃を受け、個人情報や企業機密が外部に流出した可能性があると発表、流出した情報には防衛や電力、鉄道などの社会インフラに関する情報や、取引先との製品の受注・開発に関する情報、幹部会議の資料などが含まれているもよう。三菱電機は「社会インフラに関する機微な情報や機密性の高い技術情報、取引先に関わる重要な情報は流出していないことを確認した」としている旨。関係者によると、中国系のハッカー集団「Tick(ティック)」が関与した可能性がある旨。三菱電機は「(流出を確認するための)ログが消去されており実際に流出したかどうかの確認はできない」とし、一部が流出した恐れがある旨。

◇標的は日韓企業、暗躍する中国ハッカー集団Tick (1月20日付け 日経 電子版 21:01)
→中国系とみられる犯罪者による日本や韓国企業に対するサイバー攻撃が相次いでいる旨。防衛やハイテク企業から機密情報や知的財産を盗み出す狙いがある旨。特定の企業を狙いすますため一般的な対策では防ぎきれない難しさがあるが、対応が遅れれば米国防総省などとの取引に支障を来しかねず、抜本的な見直しが急務となっている旨。 三菱電機は20日、大規模なサイバー攻撃を受け、約8千件の個人情報などが外部に流出した可能性があると発表、関係者によると攻撃には中国系のハッカー集団「Tick(ティック)」が関与した可能性がある旨。

◇ベゾス氏がハッキング被害、サウジ皇太子関与の公算も (1月23日付け 日経 電子版 04:12
) →米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)の携帯電話がハッキング被害に遭い、サウジアラビアのムハンマド皇太子が関与していた可能性があることが22日、分かった旨。国連人権理事会の特別報告者が同日に声明を出し、米国や関係当局による迅速な捜査を求めた旨。
声明を出したのは、国連人権理事会でカショギ氏の殺害事件を担当するカラマール特別報告者と、表現の自由を担当するケイ特別報告者の二人。声明によると、対話アプリ「ワッツアップ」を通じて2018年5月、ムハンマド皇太子の個人アカウントからベゾス氏に動画ファイルが送られ、ベゾス氏が受信してから数時間以内に、ベゾス氏の携帯電話から情報が流出し始めた旨。

せっかくの好転に向かう市場状況を阻害しないよう、これら問題意識への対応&対策の早急な進捗を願うとともに、目が離せないところである。

≪市場実態PickUp≫

【Intel関連】

2019年半導体サプライヤランキングで2年のブランクから首位を取り戻したIntelを巡る動きが、以下の通り続いている。特に、年末第四四半期業績は半導体業界が長い低迷期から脱しつつあるとの市場の見方を後押しする内容であり、2020年の売上げ11.7%増との見方につながっている。

◇HPE Expects Intel Xeon Cascade Lake Shortage To Run Through 2020: Report-Report: HPE sees continuing shortage of "Cascade Lake" chips (1月21日付け CRN (US))
→The Register発。Hewlett Packard Enterprise(HPE)が、本年を通してIntelの第2世代Xeon Scalable Cascade Lakeプロセッサが不足すると見ている旨。該プロセッサを用いるサーバ・プラットフォームが影響を受ける旨。

◇Intel names health industry exec as chairman to replace Andy Bryant (1月21日付け SILICON VALLEY BUSINESS JOURNAL)
→7年ぶりにIntel社が新しいchairman of the boardとなる旨。1月15日のmeetingで同社役員会はlead independent director、Omar Ishrak氏をchairmanに選任、同氏は医療技術のMedtronicのchairman and CEOで、2017年3月に初めてIntelの役員会入りの旨。長らくのchairman、Andy Bryant氏は健康業界execに向かう旨。

◇Intel board elects new chairman and director-Intel board election results in new chairman, new director (1月22日付け DIGITIMES)
→Andy Bryant氏が、Intel board of directorsの1月15日のmeetingにてchairmanを退任、lead independent directorのOmar Ishrak氏が、Bryant氏を継ぐchairmanに選ばれた旨。Intel boardはまた、4年任期の7人目の新しいindependent directorにAlyssa Henry氏を選んだ旨。

◇Intel's Chip Shortage, Competition in Focus: What to Watch -Intel's earnings report expected to touch on chip shortage -The chip maker has benefited from the growing trend toward cloud computing (1月23日付け The Wall Street Journal)
→Intelが、米国株式市場が本日締めた後で第四四半期業績を発表する予定、アナリストはadjusted earnings/株が前年同期の$1.28に対して$1.25になると見ている旨。またアナリストの聞きたいこととして、同社があるプロセッサモデルの不足継続について行っていること、およびAdvanced Micro Devices(AMD)との競争激化に如何に対応していくか、がある旨。

◇Intel reports record earnings, thanks to growing share of data processing and storage market (1月23日付け SILICON VALLEY BUSINESS JOURNAL)
→Intel社が木曜23日、2019年第四四半期について最高の売上げ$20.2 billionを発表、大方はデータ処理およびストレージに向けた活況の市場におけるシェア増大によるものであり、株価がafter-hours取引で6%を上回る上昇の旨。

◇Intel signals 2020 will be a turnaround year for chip industry leader-Intel predicts 2020 will be better due to cloud computing (1月23日付け Reuters)
→Intelが、2020年度の売上げが約$73.5 billionに達し、Wall Streetのアナリスト予想を上回る、としている旨。2019年第四四半期の同社のデータセンター半導体販売高が19%増、cloud computingが今年の半導体販売高を引っ張っていく旨。同社CEO、Bob Swan氏がアナリストに対し、昨年artificial intelligence(AI)応用からの売上げが$3.8 billion、AI市場が2024年までに$25 billionに増大していく、と語っている旨。
(注)Intelの2019年売上げ:$65.793 billion…Gartnerデータ

◇Intel CEO: We're confident in the future, we generated $3.8 billion in AI revenue in 2019 (1月23日付け VentureBeat)

◇UPDATE 1-インテル、第4四半期業績と通年売上高見通しが予想上回る、株価7%高 (1月24日付け ロイター)
→米半導体大手、インテルが23日発表した第4・四半期決算は、利益と売上高が市場予想を上回った旨。通年の売上高見通しも予想を上回り、半導体業界が長い低迷期から脱しつつあるとの市場の見方を後押しした旨。純売上高は前年同期比8.3%増の$20.21 billion。リフィニティブのまとめたアナリスト予想は$19.23 billion。

◇Intel shifts resources, confirms job cuts (1月24日付け SILICON VALLEY BUSINESS JOURNAL)
→Intel社が金曜24日、2020年に入っていくつかresourcesの移行、そしてもはや優先順位にないプロジェクトでのある役割を削減していく旨。

【TSMC対Samsung】

7-nm、5-nm、はたまた3-nmと、最先端ロジック&ファウンドリーでの微細化は、TSMCおよびSamsungの凌ぎ合いとなっているが、この関係の応酬&分析を示す記事が続いて、以下の通りである。

◇South Korea no rival to Taiwan in semiconductor industry: minister-Taiwan touts chip prowess -Taiwan boasts a semiconductor ecology that other countries find difficult to emulate (1月21日付け Taiwan News)
→台湾のMinister of Science and Technology、Chen Liang-gee氏が、昨年の台湾の半導体業界outputが$867 billionに達し、向こう10年で少なくとも倍増の見込み、東アジアのライバルとして韓国にずっと差をつけていく旨。

◇Apple, Huawei Use TSMC, But Their 7nm SoCs Are Different-Apple and Huawei 7nm SoCs differ, while TSMC makes both-Most SoCs in 2019 use 7nm process technologies. But at a closer look, everyone’s 7nm - used in smartphone SoCs or even PC CPUs - seems somewhat different. (1月22日付け EE Times)
→(1)最先端半導体製造プロセスというと、2019年におけるSoCsの大方が集合的に7-nmで分類できるように見える旨。しかしすべての7-nmが相等しくない旨。今日よく知られたSoCsが用いているプロセス、次の通り:
 TSMC   N7(N7FF)   Snapdragon 855
              HiSilicon Kirin 990
              Apple A12
              AMD Zen 2
      N7P      Snapdragon 865
              Apple A13
              MediaTek Dimensity 1000L
      N7+       HiSilicon Kirin 990 5G
 Samsung  8LPP     Samsung Exynos 9820
              Snapdragon 730
      7LPP      Samsung Exynos 9825
 (2)AppleおよびHuawei Technologies向けに製造されるsystem-on-a-chip(SoC)デバイスはともに、TSMCでの7-nanometerプロセスでつくられるが、該SoCsは決定的な領域で違っている旨。TSMCのN7プロセスはdeep ultraviolet 193nm immersion argon fluoride(ArF) lithographyを用いる一方、N7+プロセスはSoC生産においてkey layersにextreme ultraviolet(EUV) lithographyを用いている旨。
(注) 7LPP=7nm low power plus

◇サムスン電子対TSMC…「3ナノ工程」競争が本格化 (1月22日付け もっと!コリア)
→ファウンドリ(半導体受託生産)におけるマイクロプロセス競争をめぐって、韓サムスン電子と台TSMCが熾烈な競争を繰り広げる見通し。22日の業界と外信によると、世界のファウンドリで1位の台湾TSMCは来る4月29日、北米での技術シンポジウムで具体的な3ナノメートルプロセス技術を公開する旨。 3ナノメートルは半導体回路の線幅を意味し、線幅が狭いほど消費電力が減少し、処理速度は向上する。最近にプロセス開発を完了した5ナノメートル製品よりもチップ面積は35%以上減少し、消費電力も50%減少させる一方で、性能は30%向上する旨。 TSMCは今月の実績説明カンファレンスコールで、「各顧客社と3ナノメートルデザインで協業しており、プロセス技術の開発もうまく行っている」と述べた旨。

◇5/3nm Wars Begin-Foundries craft 5nm processes, while readying 3nm tech-New transistors structures are on the horizon with new tools and processes, but there are lots of problems, too. (1月23日付け Semiconductor Engineering)
→Samsung Electronics、TSMCなどのファウンドリーが、いくつかの5-nanometerプロセスを開発している一方、3-nmプロセスnodeも見据えている旨。「TSMCは3-nm finFETsを加速しており、5-nmの縮小である。」 と、IBSのchief executive、Handel Jones氏。

【Huawei関連】

米中貿易摩擦の象徴という代名詞のHuaweiを巡る動きが、一時休戦状態の中、いろいろな切り口で以下の通り続いている。5G需要の高まる中、部品在庫を1年分積み増す一方、英国は一部汎用基地局ではHuawei製品の使用を容認という従来の姿勢を繰り返している。

◇カナダ、ファーウェイ幹部審理開始、米への引き渡し焦点 (1月20日付け 日経 電子版 16:40)
→2018年12月にカナダで逮捕された中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)の米国への身柄引き渡しの可否を判断する審理が20日に始まる旨。カナダ当局は米国の要請を受け孟氏を逮捕した旨。同氏の逮捕はハイテク分野で主導権を争う米中対立の象徴とされ、審理の行方が注目される旨。

◇ファーウェイCEO、米制裁「影響は軽微」、ダボスで (1月21日付け 日経 電子版 19:51)
→中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の任正非最高経営責任者(CEO)は21日、米政府による事実上の輸出禁止措置などの制裁について、「影響は軽微だった」との見方を示した旨。今後についても経営陣の強化などを理由に「さらなる攻撃があっても生き残る自信を強めている」と述べた旨。

◇ファーウェイ、5G部品の在庫積み増し、米制裁備え (1月23日付け 日経)
→中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)が米政府による制裁強化に備え、次世代通信規格「5G」の通信網などに使う機器の部品在庫を積み増していることが22日分かった旨。最大で1年分の確保を目指している旨。
ファーウェイは通信会社向け事業の売上高が全体の約4割を占めており、制裁が強まっても事業を継続できる態勢づくりを急ぐ旨。

◇Huawei building component backlog expecting tighter US supply constraints-Huawei reportedly stockpiles components for telecom gear-Huawei is building a year’s supply of components required for its telecoms infrastructure business, reports the Nikkei. (1月23日付け Electronics Weekly (UK))

◇英国、5Gでファーウェイ限定容認へ、ロイター報道 (1月24日付け 日経 電子版 03:06)
→ロイター通信は23日、英政府が次世代通信「5G」で中国の通信機器大手華為技術(ファーウェイ)の製品を使うことを限定的に認める方針だと報じた旨。来週開く国家安全保障会議で正式に決める見通し。基地局など一部に限り認めるとみられる旨。米国は安全保障上の理由で同社製品の完全排除を同盟国に求めているが、これに応じないことになる旨。

【Apple関連】

Appleを巡る動きも、以下の通りいろいろな切り口、多彩となっている。
iPhoneについて、ユーザが行うiCloud backupsの暗号化計画が止めになる一方、廉価版が3月にも発表か、と波立つ動きである。

◇Apple's fight with iPhone chip designer may have broader startup implications (1月21日付け SILICON VALLEY BUSINESS JOURNAL)
→Appleと以前のiPhone半導体設計者の会社(Nuvia[Santa Clara])の間の法廷闘争におけるSanta Clara Superior Court judgeの予備裁定は、従業員が会社時間で雇用者と対抗する計画を行えないとしている旨。

◇Why Apple dropped plans to encrypt iPhone backups in iCloud (1月21日付け SILICON VALLEY BUSINESS JOURNAL)
→Reuters、月曜20日発。Apple社が、一度はiPhoneユーザが行うiCloud backupsを暗号化する予定であったが、FBIが不満表明の後、該計画が静かに落とされている旨。

◇Apple、廉価版iPhoneを3月発表か、米メディア (1月23日付け 日経 電子版 05:46)
→米ブルームバーグ通信は21日、米アップルが価格を抑えた「iPhone」の新機種を3月に発表すると報じた旨。新機種の価格は明らかではないが、米メディアの報道ではアップルが2016年に発売した「SE」(米国での価格は399ドルから)と同水準になると見込まれている旨。

◇Apple Takes on European Union, This Time Over iPhone Chargers-Apple challenges EU on proposed phone charger standard (1月23日付け Bloomberg)
→Apple社が、スマートフォンおよび機器のすべての型について充電器を標準化するEuropean Union(EU)のinitiativeに反対していく旨。Appleは、該標準を求める規則がいっそうの無駄につながり、革新を阻害する、としている旨。

◇Broadcom to supply wireless components to Apple-Broadcom signs wireless component supply deals with Apple (1月23日付け Reuters)
→Broadcomが、Appleとワイヤレスコンポーネントを供給する複数年合意に調印の旨。同社はすでに、iPhoneなどの製品についてAppleにradio-frequency(RF)デバイス&モジュールを供給している旨。該取引のニュースで木曜23日の延長取引でBroadcomの株価が小幅上昇の旨。

【Qualcommの動き】

Qualcommが、4Gいまなおということで、mid- to low-end 4G LTEスマートフォン向けSnapdragonプロセッサを投入する一方では、半導体製造元のSamsungに絡めてmidrange 5G半導体の値下げを図るともみられる動きである。

◇4G isn't dead yet: Qualcomm unveils LTE-versions of its midrange Snapdragon chips-Qualcomm debuts 4G LTE midrange Snapdragon processors -The company late Monday introduced three new 4G processors to tap into markets like India. (1月20日付け CNET)
→Qualcommが、mid-rangeおよびlow-end 4G LTEスマートフォンに向けて、Snapdragon 720G, 662および460プロセッサを投入、該半導体はまた、Bluetooth 5.2およびWi-Fi 6 connectivityをサポートする旨。

◇5G chip vendors unlikely to lower prices (1月20日付け DIGITIMES)
→Qualcommがファウンドリー・パートナー、Samsung Electronicsでの歩留まり改善からmidrange 5G半導体ソリューションへの価格見積もりを下げるという市場の憶測があらわれてきているが、業界筋は主要5G半導体サプライヤに値下げさせたいとするhandsetベンダーが仕立てた噂に過ぎないとしている旨。

【NHKテレビより“ファーウェイ ショック”】

日曜1月19日の晩(午後9時30分〜10時19分)のNHKテレビの番組、『追跡!“ファーウェイ ショック”〜5G米中攻防の最前線〜』を観た。以下の≪グローバル雑学王≫にて読み終えたばかりの新書、『ファーウェイと米中5G戦争』の内容&イメージをテレビ画面で改めて確認した形である。NHKホームページより、番組の概要:

今年、世界各地で本格的な運用が始まる次世代の通信規格「5G」。「5Gを制する者は世界を制す」とも言われるほど、今後の経済成長だけでなく、安全保障をも左右するといわれている技術だ。今、この5Gで、世界を席捲するのは、中国の通信機器メーカー「ファーウェイ」だ。今回、NHKでは、ファーウェイの世界進出の動きに密着。そこから見えてきたのは、莫大な資金を投じて開発した最先端技術と、壮大な世界戦略だった。しかし、そのファーウェイの前に、立ちはだかったのが、アメリカだ。トランプ政権は、安全保障を脅かすとして、各国にファーウェイの排除を求め、各地で「ファーウェイショック」を巻き起こしているのだ。その攻防の最前線は、今、ヨーロッパにまで広がり、中でも、経済大国・ドイツでは、「受け入れ」か「排除」かで大きく揺れている。果たして、世界はどのような選択をするのか?番組では、各地で繰り広げられる攻防の舞台裏と、ファーウェイショックの正体に迫る。
番組内容
 ▼次世代の通信規格「5G」を制するのは誰か?
 ▼知られざるファーウェイの技術と世界戦略
 ▼排除を求めるアメリカの狙い
 ▼経済か?安全保障か?揺れる各国の選択に密着!

深センの先端開発拠点の広々とした緑のキャンパスに目を奪われる感じ方の一方、上に示すHuawei関連の現下の動きとの対比で夢うつつの混在状態を否めないところがある。

≪グローバル雑学王−603≫

大きく2つに分けられるインドの神話について、「新しい神話」、すなわちヒンドゥー教の神話を、

『世界の神話』  (沖田 瑞穂 著:岩波ジュニア新書 902) …2019年8月22日第1刷発行

より見ていく後半である。前回の「古い神話」であるバラモン教の神話が土着の民間信仰などを吸収して大きく変貌したのがヒンドゥー教とのこと。
3つの神が主神あるいは最高神で、世界を創造、維持そして破壊するそれぞれプラフマー、ヴィシュヌそしてシヴァを軸に、世界のはじまりから展開していく。『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』などかつて習って今も頭に浮かんでくるインド・ヒンドゥー教の聖典である。後代で究極的には一つの最高原理であると考えられたこれら3つの神が展開する「トリムールティ」(三神一体)の説に以下触れていく。

1 インドの神話 …2分の2

◆ヒンドゥー教の神話

・紀元前6〜前4世紀頃、ヴェーダを絶対の聖典と仰ぐバラモン教が、土着の民間信仰などを吸収して大きく変貌
 →ヒンドゥー教
  …『マヌ法典』『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』、プラーナ文献など、膨大な量の聖典
・ヒンドゥー教ではヴィシュヌ、シヴァ、プラフマーの三神が主神
 →インドラをはじめとするヴェーダの神々の地位は相対的に低くなった
・後代になると、これら三神は究極的には一つの最高原理であると考えられた
 →プラフマーとして世界を創造
 →ヴィシュヌとして世界を維持
 →シヴァ  として世界を破壊
 …「トリムールティ」(三神一体)の説

⇒「乳海攪拌神話」
 …一種の創世神話、世界のはじまりを語る神話
 *神々は不死の飲料、アムリタを得たいと願った
 *プラフマーとヴィシュヌは竜王アナンタに命じて海の中にマンダラ山を運ばせた
 *大蛇ヴァースキ竜王をその山に巻きつけ、両端を神々とアスラとで引っ張って山をまわし、海を攪拌し始めた
 *かき混ぜられて乳の海となり、そこから太陽と月、シュリー女神、酒の女神、白馬、宝珠カウストゥパが生じた
 *最後にアムリタの入った白いつぼを持った神々の医師ダヌヴァンタリが、海から出現
 *アスラたちは集結して神々に襲いかかり、その混乱の中で神々はヴィシュヌからアムリタを受け取って飲んだ
 *神々はアスラとの戦闘に勝利し、アムリタを安全な場所に隠し、その守護をインドラ神にゆだねた ―インド神話において、神々ははじめから不死ではなかった

⇒「ヴリトラの殺害」
 …インドで好んで語られてきた神話
 …雷と戦の神、インドラが苦心して怪物、ヴリトラを退治する話
 *創造神の1人、ものづくりの神、トヴァシュトリはインドラを害するために3つの頭を持つ息子、ヴィシュヴァルーパを造った
 *インドラは、自らの手でヴィシュヴァルーパを殺す決意をし、金剛杵ヴァジュラ(雷の象徴)を投じた
 *トヴァシュトリは、インドラが息子を殺したことを知って怒り狂い、怪物、ヴリトラを造り出し、「インドラを殺せ」と命じた
 *インドラはいったん退却、神々はそろってヴィシュヌ神に祈り、何とかしてくれと頼み込んだ
 *神々は甘言を並べ立てて、ヴリトラとインドラの間に恒久的な平和条約を結んだ
 *ヴリトラは条件を出し、神々はその条件を受け入れた
 *インドラはそれらの隙間をぬって方法を考え続け、ついにヴリトラを殺した
―「ヴリトラ」とは、蛇、なかでもコブラの姿をした怪物
―この神話は、蛇を退治する英雄神の話
―蛇は、神話では原初の混沌
―蛇を英雄神が退治して、これから秩序ある世界を作り上げていく
―日本神話ではスサノヲ神が、ヤマタノオロチを退治

⇒「ヴィシュヌの神話」
 …ヒンドゥー教の主神、ヴィシュヌ神の神話
  …ヴィシュヌ神の主要な特徴は、「化身」を持つこと
 …化身はインドの古典語、サンスクリット語で「アヴァターラ」、「降りてくる」の意
 …ヴィシュヌには以下の10種の化身
1.猪
 *悪魔のヒラニヤークシャが棍棒を持って猪の姿のヴィシュヌを襲撃
 *ヴィシュヌはあっさりとその悪魔を殺した
2.人獅子(ヌリシンハ、ナラシンハ)
 *ヴィシュヌに殺されたヒラニヤークシャには、ヒラニアカシプという兄弟
 *ヒラニアカシプは激しい苦行を行い、それによって熱が生じ、世界を焼くほどに
 *困った神々は創造神、プラフマーのもとに行き、相談
 *プラフマーはヒラニアカシプの望みを聞き届けることに
 *無敵となった魔王、ヒラニアカシプは、天空地の三界を征服
 *神々は、こんどはヴィシュヌのもとへ行って苦境を訴えた
 *ヒラニアカシプのプラフラーダという子は徳高く、敬虔なヴィシュヌ信者
 *ヒラニアカシプは息子のヴィシュヌ信仰を止めさせるため、ついに自ら息子を殺そうとした
 *すると、ヴィシュヌが出現、人間でも獣でもない姿で
 *首から上は獅子で、首から下は人間の姿
 *ヒラニアカシプをつかまえて、鋭い爪で引き裂いた
―ヒンドゥー教の神々には明らかな序列
 →インドラを先頭に、それ以下の神々
 →インドラの上にプラフマー、さらにその上にヴィシュヌとシヴァ
―インド神話の特徴、神々の神頼み
3.亀
 *先に紹介した「乳海攪拌神話」でマンダラ山の支店となった亀
 *これはもともとはアクーパーラという名の年経た亀
 *実はヴィシュヌ神の化身であった、とされるように
4.小人
 *全世界がバリというアスラに支配されたとき、ヴィシュヌは小人の姿をしてバリが祭式を行っている所に行った
 *小人は天と大気圏と大地、すなわち全宇宙を三歩で歩んだ
 *ヴィシュヌはアスラから王権と三界を取り戻し、アスラたちを親族ともども地底に追いやった
 *「三歩を歩む」という特長を引き継いでいるのが、この小人の化身
5.魚
 *先に紹介した「マヌの洪水」の話に出てくる魚、後にヴィシュヌの化身の1つに
6.ラーマ
 *インド二大叙事詩の1つ、『ラーマーヤナ』の主人公、ラーマ
 *ヴィシュヌが英雄ラーマとして地上に生まれ、羅刹王ラーヴァナと戦い、誘拐された妻シーターを取り戻した
7.パラシュラーマ(「斧を持つラーマ」)
 *聖仙ジャマドグアニの息子、パラシュラーマとして現れて、父の敵であるクシャトリア(王族)を斧で21回にわたって全滅させた
8.クリシュナ
 *インド二大叙事詩の1つ、『マハーバーラタ』に登場する英雄クリシュナ
 *『マハーバーラタ』の主役の兄弟であるパーンダヴァ五王子のよき助言者、参謀役として活躍、知略があり、権謀術数に長けている
9.ブッダ(仏陀)
 *仏教の開祖
 *悪魔たちにヒンドゥー教とは異なる「誤った信仰」を広め、ヴェーダに基づく信仰を捨てさせる
10.カルキ
 *未来に現れることになっている化身
 *ヒンドゥー教の世界観には、ユガという非常にスケールの大きい4つの時代区分
  …クリタ・ユガ         →最も良い黄金時代
   トレーター・ユガ
   ドゥヴァーパラ・ユガ
   カリ・ユガ          →最も劣悪な暗黒時代
  …ぐるぐると円を描くように繰り返す、円環的な世界観
 *人々が悪い道徳に従うとき、ヴィシュヌはカルキという名の男の姿を取って現れる
 *神々から授かった駿馬に乗り、剣を持って邪悪な連中を成敗する
 *古代インド人の考えた世界観は壮大なもの
  →4つのユガは合わせて大ユガ(マハーユガ)、432万年とされる
  →1000の大ユガをカルパ、プラフマー神の1日

次にヒンドゥー教のもう1人の最高神、「シヴァの神話」
→特徴は、「生・性と死・殺害」
→時が来ると世界を破壊する恐ろしい神である一方、生殖をつかさどる神でも

⇒「シヴァとパールヴァティーの結婚」
 *ターラカという名の強力なアスラがいて、神々を悩ませていた
 *唯一彼を倒せるのは、まだ生まれていないシヴァの息子のみであるということ
 *プラフマーは、山の王ヒマーラヤ(ヒマラヤ山)の娘パールヴァティーを、シヴァの妻と定めた
 *シヴァとパールヴァティーを結びつけるため、インドラは愛神カーマを派遣した
 *パールヴァティーはシヴァの愛を得ようと、ヒマーラヤ山脈の1つの山で、さまざまな苦行に身をゆだねていた
 *シヴァの言葉を聞いた瞬間に、パールヴァティーは苦行の疲れをすっかり忘れた
 *二人の間にできたスカンダという名の息子が、やがて軍神として活躍し、悪魔を退治した
  (スカンダは、仏教を通じて日本に入ってきて、韋駄天と呼ばれている)
―シヴァは山に住んで苦行を行い、山の神の娘と結婚する
―パールヴァティーの名は「山の娘」という意味
―シヴァの眼は太陽のように輝くと言われ、太陽と月と火が彼の三眼

⇒「ダクシャの供儀」
 *クリタ・ユガの終わりに、神々は規定にしたがって祭式の準備をしていた
 *神々はシヴァをよく知らなかったので彼を祭式に呼ぶことも、分け前を与えることもしなかった
 *シヴァは激怒して弓を持って祭式が行われた場所に赴いた
 *神々は慌てて祭式の準備をそのまま置き去りにして逃れ去った
 *その後神々はシヴァ神を探し求め、彼をなだめた
―シヴァ神の粗雑で凶暴な側面が表れている神話
―シヴァは元来アーリア人の神ではなく、山岳地帯のインド先住民の間で崇拝されている神であると考えられている

生殖の神としてのシヴァ
→シヴァは恐るべき破壊の神である一方で、生殖の神として民衆の間で広く信仰されている
→シンボルはリンガと呼ばれる男性の生殖器
→子授けが祈願される

⇒「戦う女神ドゥルガー」
 …ヒンドゥー教の特徴として、女神が大きな力を持つことが挙げられる
 …ドゥルガーという美しい戦女神の戦いの神話
 …ほかに、カーリーという醜く恐ろしい姿をした女神も
 *かつてマヒシャがアスラたちの王で、インドラが神々の王であったとき、神々と悪魔の間に100年にわたる戦いがあった
 *敗北した神々はプラフマーを先頭にして、シヴァとヴィシュヌのもとへ行き、マヒシャの暴挙について語った
 *ヴィシュヌとシヴァは眉をひそめ顔をしかめて怒りを発した
 *1つにまとまり、四方に輝く、燃える山のような素晴らしい熱光のかたまりになり、そこから三界を光で輝かせる一柱の女神、ドゥルガーが生じた
 *女神はアスラの無数の軍勢を殺戮した
 *マヒシャは滅び、神々はこの上ない喜びに沸いた
―この神話の背景には、ヒンドゥー教のシャクティ思想がある
―サンスクリット語の名詞には男性、中性、女性の三種の性
―シャクティは女性名詞で、「力」という意味
―女神ドゥルガーは、アスラとの戦いにおいて男神たちをはるかにしのぐ圧倒的な力の持ち主として描かれている

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