来年の世界半導体製造装置市場は-10.8%になりそうだとSEMIが発表
来年の半導体製造装置市場は、-10.8%になりスローダウンしそうだという見通しをSEMIがセミコンジャパンの会場で明らかにした。2012年の半導体製造装置は、韓国を除き、全ての地域でマイナス成長を予測している。
表1 SEMIが発表した2011~13年の見通し 単位は10億ドル
SEMIの見通しは、今年第3四半期における世界市場の実績と受注からもうかがえる。12月13日にSEMIとSEAJが共同で発表した販売額は前年同期比-5%の106億1000万ドル、受注は-38%の76億2000万ドルとなっており、第3四半期におけるB/Bレシオは0.72となり、急激に下降局面に入ったといえる。受注額は3四半期連続のマイナス成長となっている。
2012年の予測では、地域的には韓国だけが+7.5%の85億9000万ドルになっているが、これは2011年に韓国の半導体メーカーが-7.5%と投資を抑えたことの反動による。2011年においては、台湾の抑制が特に大きく、第1、第2四半期とも販売額を前年比プラス成長で伸ばしてきたのにもかかわらず、第3四半期は前年同期比-46%と減少しており、2011年全体でも-28.4%の減少になる。台湾は来年も-14.6%であるから、2012年には韓国が半導体製造装置市場トップの座を射止めることになる。台湾の半導体製造装置市場をけん引するのは言うまでもなくTSMCである。TSMCは来年の投資額を今年よりも抑えるに違いないとみられるが、正式には来年初めに発表する予定である。
2011年における半導体製造装置の最大の市場は88億ドルの北米になりそうだ。第2位は台湾で80億5000万ドルになり、3位が韓国、日本は第4位となる。2012年も日本は4位にとどまることになりそうだ。
(2011/12/14)



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